2023 競輪総決算！グランプリシリーズ～2日目ガールズグランプリ展望～
みなさん、おはこんばんにちは！
競輪大好き！ ハチ公です。
28日から3日間 立川競輪場で
「グランプリシリーズ」が開催中。
29日は「ガールズグランプリ」が行われます。
その前に28日の「ヤンググランプリ」を
かるく振り返ってみます。
ヤンググランプリふりかえり～圧巻の走り！～
ヤンググランプリ 結果成績
1着 ①太田海也(岡山) [逃げ]
2着 ②北井佑季(神奈川) [差し]
3着 ④上野雅彦(香川)
吉田有希選手(茨城)の先行を最終周ホームストレッチで
犬伏湧也選手(徳島)がまくりかえすところ、
その上を豪快にまくりにいったのが太田海也選手。
最終周バックストレッチで犬伏選手との踏みあいを制すと、
脚色は衰えることなくゴールイン！
121期の太田海也選手が今年のヤンググランプリ覇者に輝きました！
2着には最終周バックストレッチ8番手の絶望的な位置から
インコースを突いてあがってきた北井佑季選手。
3着には犬伏選手との連係が乱れながらも、
なんとか自力まくりで追い込んだ上野雅彦選手。
犬伏湧也選手は踏みあいに敗れ、5着に終わりました。
『自分的には良い脚力の出し方で優勝できた』
この強いメンバーの中で優勝ができたことは素直に嬉しい。自分的には良い脚力の出し方で優勝できたのも嬉しいですね。ゴール5メートル前まで分からなかったし、ゴール線で誰も横に来ていないと分かったくらい。考えていた展開ではなかったけど、レースは冷静に見えていた。
/1着〜3着コメント』より引用
トラック競技でも活躍をみせる太田海也選手。
トラック競技にも出ているだけあって
競輪での出走回数は少ないのですが、
今年11月の競輪祭決勝では4着と健闘。
グレードレース戦線でもコンスタントに活躍する太田選手が
スピードを活かした圧巻の走りでヤンググランプリを制しました。
ここ最近ヤンググランプリを制した選手は
グレードレース戦線で活躍できず、
競走得点を落としてA級に降級してしまう選手も。
ただ太田選手のきょうの走りを見る限り、
過去の優勝者とは違う道のりを歩んでいけそうな予感。
数年後にはGIを制しているかもしれませんね。
ガールズグランプリ展望
～絶対的主役はどっち?!～
出走メンバー一覧
①佐藤水菜(神奈川)
②児玉碧衣(福岡)
③梅川風子(東京)
④久米詩(静岡)
⑤尾方真生(福岡)
⑥吉川美穂(和歌山)
⑦坂口楓華(愛知)
個人的に予想する最終ホームの並びは…
⑦ ⑤ ③ ④ ② ① ⑥
Point：まくり有利の立川バンクでの仕掛けどころ
立川競輪場はバックストレッチでの風が「向かい風」が多く、
先行よりも まくり が届きやすいバンク傾向にあります。
それゆえに まくり での戦いが基本線の
児玉碧衣選手と佐藤水菜選手にとっては、
まくるタイミングが大きなポイントになりそうです。
スピード力は佐藤選手＞児玉選手なだけに、
相手のスピードが乗り切る前に児玉選手が仕掛けるのか。
それとも佐藤水菜選手に乗るようなかたちで
児玉碧衣選手が追走から自力に切りかえるのか。
昨年はガールズケイリンの主役2人が
まさかの落車に終わってしまったので、
今年はクリーンな戦いで無事にゴールしてほしいですね。
“アテにならない”予想印
◎①佐藤
〇③梅川
▲②児玉
☆⑥吉川
△④久米
佐藤水菜選手がトラック競技で磨いたスピードで
ガールズケイリンの「絶対的主役」になるとみました。
トラック競技でも順調にチカラをつけている佐藤選手。
ガールズケイリンでもその強さは無類のモノになりつつあって、
男子の脇本雄太選手なみの強さがついてきています。
まさに「脇本無双」ならぬ「サトミナ無双」。
今年は今年度から新設されたガールズGI
「オールガールズクラシック」を制覇。
ガールズケイリンでもしっかり結果を残しました。
位置的には児玉選手より後ろからの仕掛けになりそうですが、
圧倒的なチカラでねじ伏せると予想します。
児玉選手は先に仕掛けてからどれだけ脚がのこっているか。
「もうひとりの主役」としての「意地」をみせてほしいですが
個人的評価は3番手まで。
相手本線は佐藤水菜選手と同じくトラック競技組から
【地元は割増】も相まって梅川風子選手。
先に仕掛ける展開になればおもしろいところ。
穴は吉川美穂選手。
外枠⑥番車はガールズケイリンにとって不利な車番ですが、
「オールガールズクラシック」では、連日佐藤水菜選手を好追走。
そのときと同じような走りができれば、
アッと言わせることができるかも?!
寺内大吉記念杯は準決勝へ！
グランプリシリーズに併催される
オールS級シリーズ「寺内大吉記念杯」は準決勝へ！
8Rは昨年に続いて寺内大吉記念杯 初日特選を“連覇”した
南修二選手(大阪)の番手からの差し脚に注目。
9Rは森田優弥選手(埼玉)の早めの巻き返しに乗れる雨谷一樹選手(栃木)と
前が激しくやりあえば“おあつらえ向き”になる三谷竜生選手(奈良)。
10Rは初日特選の先行勝負で脚的にも気持ち的にもスイッチが入った
嘉永泰斗選手(熊本)のまくりに注目したいと思います。
ガールズケイリンの頂上決戦「ガールズグランプリ」。
女王のティアラは誰の頭上に輝くでしょうか。
発走は16時30分の予定です。
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