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静岡競輪「GIII たちあおい賞争奪戦」~決勝回顧~
みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。
2月1日から静岡競輪場で行われてきた
「GIII たちあおい賞争奪戦」。
4日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。
決勝ふりかえり~結束を打ち砕く単騎まくり~
決勝 結果成績
1着 ③清水裕友(山口) [まくり]
2着 ①深谷知広(静岡) [まくり]
3着 ⑥佐藤壮(千葉)
南関東ライン先頭の郡司浩平選手(神奈川)が選んだ策は
前からの突っ張り先行。
寺崎浩平選手(福井)のカマシをしっかりしのぎきりましたが、
南関東勢の背後を追走した清水裕友選手が
最終周回バックストレッチから単騎まくり。
南関東ライン番手の深谷知広選手が反応しますが、
ワンテンポ遅れてしまい、清水選手との併走状態に。
ゴール直前まで激しいもがきあいが続きましたが、
清水裕友選手が1車輪ぶん前に出て
年初の大宮GIII「倉茂記念杯」に続き
今年2度目のGIII優勝を決めました!
深谷知広選手は清水選手のまくりに屈して2着敗戦。
レース直前に自転車ペダル(クリップバンド)の
アクシデントがありながらも、
しっかり深谷選手を追走した佐藤壮選手が3着に入りました。
『取れた位置から一番後ろにならないことを意識していた』
優勝は嬉しいです。取れた位置から一番後ろにならないことを意識していた。泰正が先斬りしそうな雰囲気だったので、あの辺りが微妙だったけど結果的に4番手を取れてよかった。
(寺崎が仕掛けた時に)深谷さんは郡司さんを残し気味に牽制していたので、その隙を狙って仕掛けました。車間が詰まった勢いで行けたのが良かった。シリーズを通して優勝できているので良いということで。新車がマッチしている。
/ 決勝レース後1〜3着コメント』より引用
南関東勢が自転車を下げて後方からカマシ先行の展開もありえたなかで、
清水選手の位置取りはむずかしいところでしたが、
郡司浩平選手が突っ張り先行を選択したことで
南関東ラインの背後4番手にいた清水選手に流れが向きました。
自転車との相性も良く、自身のコンディションも良い。
そうなると、2月の岐阜GI「全日本選抜競輪」でも
清水選手の活躍が期待できそうです。
「思い切りのなさ」で完全優勝を逃した深谷知広
2着 深谷知広
全部郡司に任せていたんで。寺崎をけん制した後に清水が捲って来て、凌がなきゃいけない所で凌げなかった。(清水を)張る力も残っていなかったし力負けですね。
/ 決勝レース後1〜3着コメント』より引用
郡司浩平選手が突っ張り先行で“おぜん立て”したものの、
最終周回バックストレッチでまくりにきた
清水選手を『しのげなかった』深谷知広選手。
ワンテンポ仕掛け遅れた、思い切っていけなかったことで
清水選手と併走状態になり、直線差しきりを許してしまいました。
今大会の深谷選手は連日ラインの2番手でレースをしてきましたが、
最終日に「番手戦のむずかしさ」が出た展開になりました。
ただ今後のグレードレースにむけては「大きな収穫」。
深谷選手が番手戦でもしっかり勝利をとれることがわかったことで、
南関東ラインの戦略の幅が広がってくると思います。
「全日本選抜競輪」での南関東勢の立ち回りにも注目ですね。
21日からは「GI 全日本選抜競輪」!
いよいよ2月9日~12日 岐阜競輪場で「GI 全日本選抜競輪」が開催!
注目レースを中心に展望noteを随時掲載する予定です。
今年最初のGIレース。
そして「KEIRINグランプリ'24」の最初の出場者が決まります。
早春の岐阜でどの選手が優勝するでしょうか。