伊東温泉競輪「施設整備等協賛競輪in伊東温泉 GIII 花と海といで湯賞」~決勝回顧~
みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。
2月16日から伊東温泉競輪場で行われてきた
「施設整備等協賛競輪in伊東温泉 GIII 花と海といで湯賞」。
きょう19日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。
決勝ふりかえり~最後にグイっと!~
決勝 結果成績
1着 ①山口拳矢(岐阜) [差し]
2着 ③隅田洋介(岡山) [まくり]
3着 ④久保田泰弘(山口)
青野翔大選手(神奈川)の先行&阿部将大選手(大分)のまくりを
うまく見極めながら最終周1コーナーすぎから
山口拳矢選手がまくり発進。
最終周バックストレッチで隅田選手が自力に切り替え
久保田選手の背後を山口選手が追走。
最後の直線 隅田選手と久保田選手のマッチレースかと思いきや、
大外から山口選手がグイっと伸びて1着をゲット!
意外や意外、GIIIレースは初優勝となりました!
(アテにならない予想は◎→△→☆で いちおう的中でした ^_^; )
『GIII優勝は素直に嬉しいです』
グレードレース自体は2年前の共同通信社杯(GII)で優勝経験がありますが、
GIIIレースは今大会が初優勝となりました。
厳しい展開を耐え抜いての優勝は本人としても
大きな手ごたえを感じたと思います。
そして【シリーズリーダー】という責任感をも乗り越えての優勝。
ワンランク上の経験値を得て、再びGI戦線で大活躍してほしいですね。
押しきれなかった隅田、少ないチャンスをモノにした久保田
隅田選手は「まくりラインの番手まくり」という
難しい展開になりましたが、自力に切り替えたタイミングは絶妙でしたし、
久保田選手とラインワンツー決着なると思ったのですが…。
文字通り【相手が強すぎました】。
それでも久々のGIII 決勝2着は大きな自信になったはずです。
「大きな自信になった」のは久保田選手も同様。
今大会は競輪界の主力選手たちが来週23日~26日に行われる
GI「全日本選抜競輪」をひかえているため不在の状況。
そのため、普段のGIII戦線では「あと一歩足りない」選手たちにとって
この【裏開催のGIII】は是が非でも「決勝3着以内」がほしかった。
なぜなら【裏開催のGIII】であっても、
11月に行われるGI「競輪祭」への出場権が与えられるから。
その権利が付与されるのが「決勝3着以内」の3選手なのです。
久保田選手は正直に言って普段のGIIIでは敗者戦へ回ることが多い選手。
そんな選手でもラインの力を受けて
自身初となるGIII決勝の舞台へ立てるのが、
【裏開催のGIII】のいいところ。
優勝はなりませんでしたが、GI「競輪祭」への出場権は獲得できたので、
今回の機会をキッカケに、さらなる活躍を期待したいですね。
山口拳矢に今後求められること~先行勝負~
4月のGII「ウィナーズカップ」から大舞台へ戻ってくる山口選手。
今後求められることは、やはり【先行勝負】でしょうか。
トップ戦線へはやく立ちたいという思いが強すぎて、
どうしても【まくり】を中心に
戦いを組み立てることが多い山口選手。
今回の決勝も【まくり】からの直線差し切りでした。
これでは大舞台では勝ち切ることはできません。
まずはしっかり【先行勝負】を中心に組み立てていくことで、
ラインの信頼を築いていくことが大切でしょう。
早くから“ラク”をしていると、晩年で間違いなく苦労するはず。
強い選手であり続けるためにも、
しっかり先行力を磨いてほしいなと思っています。