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2023 GI 高松宮記念杯競輪 My Pick Up~4日目「青龍賞」・「白虎賞」展望~

みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。

岸和田競輪場「GI 高松宮記念杯競輪」は16日が開催4日目
【青龍賞】・【白虎賞】をメインに
【二次予選】東西3レース=合計6レース行われます。

まずは「パールカップ」決勝かるく振り返ってみましょう。

パールカップ 決勝 ふりかえり
~復活を印象づけたカマシ~

結果成績

1着 ①児玉碧衣(福岡) [逃げ]
2着 ②久米詩(静岡) [マーク]
3着 ⑥坂口楓華(京都)

予想通り最終周回直前で【スローペースのよーいドン!】状態に。
坂口楓華選手が先行するその上を児玉碧衣選手が叩ききりました。

最後の直線まで先行の脚色は衰えず、
児玉碧衣選手がガールズケイリン初のGIウィナーに!

最終周回1コーナーで坂口楓華選手と接触した
小林莉子選手(東京)が落車のアクシデント。
この影響で2着以下は児玉選手と差が広がり、
第2先行のようなかたちとなりながらも粘った久米詩選手が2着
坂口選手は久米選手の背後から伸びきれず3着に敗れました。

『ここしかないと思って行きました』

 めちゃくちゃ嬉しいです! 楓華が最初に動いて、詩のところで止まって見合う感じになったので、ここしかないと思って行きました。バックでモニターを見て、後ろと車間が空いているのは分かったんですが、そこで油断すると抜かれちゃうので、ゴールまで目一杯踏みました。

 今年はスタートからあまり良い成績を残せていなくて、トップに戻れるか不安もあったんですけど、ワイヤーを抜いてからいつも通り走れるようになって、今回こうやって優勝することができました。

netkeirin『【パールカップ】優勝した児玉碧衣「バーキンが欲しい(笑)」』より引用

坂口選手がそのまま先行しようかと思いきや
久米選手を押さえるようなかたちになったところを
すかさず仕掛けていった児玉選手。

強い相手=児玉選手を意識しすぎた他選手
勝ちを意識した児玉選手。
この差が勝敗をわけたのだと思います。

児玉選手をうまく追走するためには
相手を押さえつつ児玉選手の仕掛けに
うまく反応していかなければなりませんが、
落車のアクシデントがあったことで
他選手が追いつけないほど
児玉選手のカマシ先行がズバリ決まりました。

昨年末のガールズケイリングランプリで落車して
今年序盤はあまりいい成績を残せていませんでしたが、
ガールズケイリン初のGIウィナーの称号と
ガールズケイリングランプリ2023出場権を獲得したことで、
児玉選手の状態はさらに上向いてくることでしょう。


青龍賞・白虎賞 展望

二段駆けに対抗するには…~西日本 白虎賞~

①脇本雄太(福井)
②犬伏湧也(徳島)
③山田庸平(佐賀)
④香川雄介(香川)
⑤浅井康太(三重)
⑥伊藤颯馬(沖縄)
⑦稲川翔(大阪)
⑧東口善朋(和歌山)
⑨松浦悠士(広島)

気になるラインの並びは…
②⑨④ ⑤ ⑥③ ①⑦⑧ [三分戦]

“アテにならない”予想印
◎①脇本
〇⑨松浦
▲⑦稲川
☆④香川
△⑤浅井
△③山田

脇本雄太選手が苦労する展開になるのが、
「タテ一列(一本棒)」からの「二段駆け」
今回も犬伏湧也選手が飛ばす先行になるなら、
松浦悠士選手が番手まくりする「二段駆け」の構図に。

無違反無失格で準決勝へ進める「白虎賞」なだけに
ムリなく後方7番手からカマシ/まくりにいくと思いますが、
今後を考えると脇本選手が突っ張り先行に出てもいいのでは…。

もちろん相手があることなのでまくりに回ることが多いのですが、
戦術の幅を広げるためにも先行勝負はしたいはず。

「二段駆け」に対抗する策をどう作っていくか。
今回の「白虎賞」も注目したいと思います。

追込選手3人の4車ラインをどう考えるか~東日本 青龍賞~

①平原康多(埼玉)
②和田圭(宮城)
③郡司浩平(神奈川)
④松井宏佑(神奈川)
⑤新田祐大(福島)
⑥杉森輝大(茨城)
⑦佐藤慎太郎(福島)
⑧坂井洋(栃木)
⑨成田和也(福島)

気になるラインの並びは…
⑧①⑥ ④③ ⑤⑦⑨② [三分戦]

“アテにならない”予想印
◎③郡司
〇①平原
▲⑤新田
☆⑧坂井
△④松井
△⑦佐藤

自力選手が2人並んでの4車ラインなら
突っ張り先行⇒番手まくりという作戦が容易に思い浮かびますが、
今回の北日本ラインは新田選手のみ自力で
番手は全員追込選手という布陣。

そうなると新田選手は何が何でも先行というよりは
最終周回ホームストレッチからのカマシや
2コーナーからのまくりを狙っていくのではないでしょうか。

新田選手の戦法次第では他ラインにもチャンス到来。
新山響平選手(青森)をあっさり まくりきった松井宏佑選手。
ここも早めに仕掛けていくことが濃厚。
その番手から郡司浩平選手が抜け出すとみました。

坂井洋選手も立ち回り鋭いので
平原康多選手の台頭もじゅうぶんあるでしょう。

“今後を考える”と、仮に新田選手が先行しても
佐藤慎太郎選手は他ラインに“強くいけない”のが個人的見立てですが…。

自力選手の動き方次第でガラっと展開は変わってきそうです。


二次予選のPointは…

5R:嘉永泰斗選手(熊本)vs北津留翼選手(福岡)の「まくり対決」
6R:眞杉匠選手(栃木)の機動力
7R:松本秀之介選手(熊本)のマイペース先行から
        山田英明選手(佐賀)が番手から抜け出す
8R:状態面は吉田拓矢選手(茨城)が上も
        4車ラインなら新山響平選手(青森)が主導権を奪うか?!
9R:古性優作選手(大阪)が冷静に立ち回る
10R:北日本4車ラインを粉砕する深谷知広選手(静岡)のハイパワー

二次予選3着以内に入れば東西準決勝進出を決めることができます。

激戦必至の二次予選&「白虎賞」・「青龍賞」。
ここから戦いのスピードは加速していきます。

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