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四日市競輪「ナイターGIII ベイサイドナイトドリーム 大阪・関西万博協賛競輪」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

4月1日からナイター開催の四日市競輪場で行われてきた
「GIII 大阪・関西万博協賛競輪」
“ベイサイドナイトドリーム”という副題もついていた
今開催はきのう4日が決勝戦でした。
かるく振り返ってみようと思います。

決勝ふりかえり
~他地区連係が実を結んだ地元V!~

決勝 結果成績

1着 ①浅井康太(三重) [差し]
2着 ②嘉永泰斗(熊本) [差し]
3着 ⑨諸橋愛(新潟)

嘉永選手の突っ張り先行を新山響平選手(青森)が
巻き返そうとした矢先に、番手の守澤太志選手(秋田)が
中田健太選手(埼玉)との競りあいに意識が行き過ぎて
新山選手と離れてしまう展開に。

これで風が味方したのが他地区連係ライン。
嘉永選手が新山選手の番手にハマり、
嘉永選手の自力まくりにのった浅井康太選手が
最後の直線で外から伸びて1着
うれしい地元GIII制覇となりました。

嘉永選手が2着に粘り、他地区連係ライン3番手の
渡辺十夢選手をドカして直線突っ込んできた
諸橋愛選手が3着に入りました。


『まだまだやれると思っている』

 ずっと記念の優勝から遠ざかっていたので、地元でのこの優勝は本当に嬉しい。試行錯誤しながら、強い気持ちを持って臨みました。レースは全て嘉永君にお任せ。自分が勝つ気で行ってくれたらチャンスはあるからと話していて、道中もしっかり仕事はできたと思います。ただ、直線勝負になったとき、必死過ぎて前歯が出ていたと思う。そこは勘弁してください(苦笑)。最後は諸橋さんも伸びていたけど、自分もそれ以上に伸びた確信はありました。だから、すぐにグランプリの時みたいに両手ガッツポーズは考えました(笑)。まだ40歳手前。まだまだやれると思っているし、これからも頑張ります

netkeirin『【BNR大阪・関西万博協賛】優勝した浅井康太「まだまだ、これから!」』より引用

勝負のために他地区の選手との連係を選択した浅井選手。
その選択が最高の結果をもたらしたのは言うまでもありません。

中部地区勢は最近グレードレース戦線で
目立った活躍がみられていないだけに、
今後のグレードレース戦線でも浅井選手が
このような選択をしてくるのか。

おなじ中部の自力選手や隣接地区でよく連係する
近畿の自力選手がいない場合に限り、
“ウルトラC”で取り入れてくることが
多くなりそうな気がしています。

グランプリ経験者でもある浅井選手が
「まだまだ」老け込むわけにはいきませんよね。
今後の動きに注目です。


ガールズケイリン決勝は
久米詩選手(静岡)がV!

下条未悠選手(富山)と太田美穂選手(三重)の先行争いを
中団外の位置で冷静にみていた久米選手が2コーナーから自力まくり。
そのまま前をアッサリ飲み込んで独走のVゴール

最終周ホームストレッチで久米選手の背後がゲットできた
山口伊吹選手(長崎)が2着で、3着中野咲選手(愛知)でした。

これで久米詩選手は前回の西武園ミッドナイト競輪に続いて
2大会連続完全優勝(オール1着で優勝)を達成。
この勢いはどこまで続くでしょうか。


野原雅也さんを偲んで…

あまりにも衝撃的な訃報だったので触れずにいたのですが、
今回のnoteの最後に触れておきたいと思います。

力強い先行・まくりでこれからの近畿地区を背負って立つ
自力選手になれる存在だっただけに、
あまりにも早い別れは本当に残念でなりません。

昨年はすべてのGIレースに出場し
グレードレース戦線でも主軸クラスに近づく
活躍が期待されていただけに…。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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