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2024 GI 競輪祭 My Pick Up~最終日「決勝」展望~

みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。

小倉競輪場「GI 競輪祭」は24日が開催最終日
「決勝」が行われます。
グランプリ出場争いもついに決着へ!

5日目の「準決勝」をふり返りつつ、
「決勝」を展望していきましょう。


「準決勝」ふりかえり

絶体絶命をねじふせる~10R~

結果成績
1着 ③脇本雄太(福井) [差し]
2着 ①荒井崇博(長崎) [差し]
3着 ⑤浅井康太(三重)

新山響平選手(青森)が先行勝負。
この“かかり”がバツグンで別線が攻められない
「一本棒」の展開に。

4番手にかまえた窓場千加頼選手も仕掛けることができず、
5番手の脇本雄太選手が最終3コーナーから自力でまくって
ゴール直前に何とか前をとらえて1着ゴール

北日本ラインを追走した荒井崇博選手が
直線差し脚のばして2着を確保。
脇本選手を追走した浅井康太選手が3着に入りました。

強烈アシストで4連勝~11R~

結果成績
1着 ①松浦悠士(広島) [差し]
2着 ⑨犬伏湧也(徳島) [逃げ]
3着 ③松谷秀幸(神奈川)

北井佑季選手(神奈川)が型どおりの先行勝負。
それを犬伏湧也選手がカマシで粉砕。
最終1コーナーで出きって主導権を奪いとりました。

この強烈アシストをうけたのが番手の松浦悠士選手。
ゴール直前にキッチリ差しきって1着
4連勝&犬伏湧也選手とのワンツーで決勝進出を決めました。

3着は北井選手から切りかえて中四国コンビを追走した松谷秀幸選手。

度をこえてしまったブロック~12R~

結果成績
1着 ⑦寺崎浩平(福井) [逃げ]
2着 ⑨村上博幸(京都) [マーク]
3着 ②菅田壱道(宮城)

残り2周バックストレッチで寺崎浩平選手が前で待ちかまえるところを、
中野慎詞選手(岩手)がカマシて先行勝負。
古性優作選手が菅田壱道選手をドカして
寺崎選手が中野選手の番手にハマります。

後方では勝負にならないと郡司浩平選手(神奈川)があがってきますが、
古性選手がヨコに大きく動いてブロック。
この動きで深谷知広選手(静岡)と郡司選手がそろって落車

レースは寺崎浩平選手が逃げ切って1着
古性優作選手は2着入線も深谷選手と郡司選手の
落車の原因をつくったとして失格処分

3着入線だった村上博幸選手と4着入線の菅田壱道選手が
2・3着に繰りあがって決勝進出を決めました。


気になるグランプリ出場争いは?

準決勝の結果を受けて、グランプリ出場争い
および2025年のS級S班入り争い
「わかりやすい」情勢となりました。

競輪祭決勝の結果でGP出場メンバーはこうなる

●GI優勝によりGP出場権確保済
郡司浩平選手(神奈川)
古性優作選手(大阪)
平原康多選手(埼玉)
北井佑季選手(神奈川)

●賞金ランク上位枠で出場確実
清水裕友選手(山口)
眞杉匠選手(栃木)
新山響平選手(青森)
脇本雄太選手(福井)

●ボーダーライン上(競輪祭決勝の結果待ち)
岩本俊介選手(千葉)
※脇本雄太選手1着・松浦悠士選手が2着「以外」なら出場確定
松浦悠士選手(広島)
*脇本雄太選手1着なら2着以内・それ以外は1着で出場確定

●競輪祭 決勝1着 ならば出場確定
浅井康太選手(三重)
犬伏湧也選手(徳島)
荒井崇博選手(長崎)
菅田壱道選手(宮城)
松谷秀幸選手(神奈川)
村上博幸選手(京都)

残り「1枠」をめぐって8選手が狭き門を争う大激戦!
岩本俊介選手かそれ以外の選手かの争いは
どのような決着になるでしょうか。


決勝 展望
~仕上がりの良さか、反省が活きるか~

出走メンバー

①松浦悠士(広島)
②脇本雄太(福井)
③荒井崇博(長崎)
④寺崎浩平(福井)
⑤松谷秀幸(神奈川)
⑥村上博幸(京都)
⑦犬伏湧也(徳島)
⑧菅田壱道(宮城)
⑨浅井康太(三重)

気になるラインの並びは…
⑦①③ ⑨ ④②⑥ ⑧⑤ [三分戦]

Point①:「おなじ失敗」は繰り返したくない近畿勢

近畿勢は前回GIの「寬仁親王牌」同様、
寺崎浩平選手が前で脇本雄太選手が番手を走り、
今回は3番手を村上博幸選手が固めるライン構成。

前回の「寬仁親王牌」では脇本選手が寺崎選手の後輪に
自身の前輪を差し込んでしまい、
番手まくりできず敗れた“失敗”があるだけに、
今回は寺崎選手の番手からしっかり自力を出したいところ。

もがきあいになりそうだったら、
シビアに攻めることができるか
脇本雄太選手優勝へのカギとなりそうです。

Point②:中四国コンビの立ち回り

しかし近畿ラインの前に立ちはだかるのは
犬伏湧也選手と松浦悠士選手の中四国コンビ
この3番手に荒井崇博選手がつけるので、
西日本ラインも近畿勢とヒケをとりません

松浦悠士選手が前をとるようなことになれば、
犬伏湧也選手と寺崎浩平選手の主導権争いになりそう。
そうなったときに松浦悠士選手がどのように立ち回るのか。

寺崎選手にいかれそうになったら脇本選手をとめにいきそうだし、
すんなり主導権を奪えたら、相手の動きにあわせて番手まくり。

仕上がりの良さはメンバーNo.1の松浦悠士選手。
それだけに展開に応じた動きが大逆転のGP入りへのPointになりそうです。


“アテにならない”予想印

◎①松浦
〇②脇本
▲③荒井
☆⑨浅井
△⑥村上
△⑤松谷

どちらかといえば後ろから駆けるほうが得意そうな犬伏湧也選手。
しかしここは前を松浦悠士選手がとるからには、
しっかり突っ張り先行を仕掛けていきそうな気配。

その番手から松浦悠士選手が抜け出して
完全優勝でグランプリ行きを決めるとみました。

苦しい展開でも自力でこじあけることができる
脇本雄太選手のまくり追い込み相手本線

荒井貴博選手も松浦選手をキッチリ追走できれば
九州のファンをあっと言わせることができるかも。

は単騎の無欲でコースが空けば
追い込んできそうなGP経験者浅井康太選手。

東日本コンビはもがきあいになってもスピード値の違いでまくれず、
松谷秀幸選手の2・3着がせいいっぱい、といったところでしょうか。


すべてが決まる競輪祭決勝。
果たして今年の【競輪王】は誰になるでしょうか。

決勝は20時40分発走の予定です。

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