2023 GI 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント~決勝回顧~
みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。
10月19日から弥彦競輪場で行われてきた
「GI 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」。
10月22日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。
きょうも現地観戦に行ってきたので、
Xのポストつきでご紹介!
決勝ふりかえり~文字通りの「完勝」!~
結果成績
1着 ③古性優作(大阪) [まくり]
2着 ①佐藤慎太郎(福島) [差し]
3着 ⑤渡部幸訓(福島)
古性選手はこれで今年のGI 3度目の優勝を達成。
(2月全日本選抜・6月高松宮記念杯・寬仁親王牌)
年間GI 3Vは史上6人目の快挙となりました。
なみに古性選手のGI決勝成績は3勝・2着1回・4着以下1回。
今年のGIレースはすべて決勝に進んでいる安定感も
古性選手の強みのひとつですね。
なお最終周4コーナーで佐藤慎太郎選手が
南修二選手(大阪)をブロックに行こうとした際に
南選手と河端朋之選手が外に振られて、
その動きのアオリで和田健太郎選手(千葉)が落車。
脳震とうの影響か否か、フラフラになりながらも
なんとか9着完走となりました。
和田選手のケガが大きくないことを祈りたいと思います。
『今年1年間で3つも(タイトルを)獲れるとは思っていなかった』
過去3日間は自身のフィーリングがあっていなかった古性選手ですが、
決勝ではその感覚がしっかり噛み合って、
『想定外』のレース展開にもしっかりと対応。
しっかり自力脚を使って直線では力強く抜け出しました。
文字通り【完勝】と呼べる内容だったと思います。
もしGIレース年間4Vを達成すると史上初の大偉業。
残るGIは11月の競輪祭@小倉競輪場。
いまの古性選手の状態をキープしていけば、
達成できなくはない記録だと思います。
思い切りなく、「完敗」に終わった犬伏湧也
犬伏湧也選手(徳島)は打鐘前で仕掛け切れず。
残り2周4コーナーから強引に仕掛けていくも、
諸橋愛選手(新潟)は追走することができませんでした。
後ろからのカマシはラインを組む両者ともに一致した見解でしたが、
犬伏選手が発進するタイミングに「思い切り」がありませんでした。
GIを獲るうえでは「思い切りの良さ」も大事な要素を占めるだけに、
犬伏選手の駆け方に“モヤっと感”が残りました。
小松崎大地、若者を寄せ付けない“老獪な先行勝負”
言い換えればそれだけ「うまく」小松崎大地選手(福島)が
突っ張り先行できたということ。
2日目「ローズカップ」では思うような走りができなかっただけに、
決勝ではベテランらしい“老獪な先行勝負”をみせてくれました。
40代になってもS級のトップ戦線で自力の先行勝負を仕掛ける
小松崎大地選手にGIタイトルがやってきてほしいものですが…。
次回 特別競輪はGI「競輪祭@小倉」
ガールズGI「競輪祭女子王座戦」もあるよ!
寬仁親王牌が終わり、またしばらくグレードレース戦線は
全国各地でのGIIIレースが続いていきます。
直近のGIIIレースは10月28~31日に
京王閣競輪場のナイター開催で行われる
「ゴールドカップレース」。
次回 GI・GIIクラスの「特別競輪」は
11月21~26日に小倉競輪場で行われる「GI 競輪祭」。
期間中には「ガールズGI 競輪祭女子王座戦」も開催予定。
男子もガールズもGPに向けた最後の“勝負駆け”の舞台。
ここを勝ってグランプリ出場を決める選手は誰になるでしょうか。
「残り出場枠」をかけた戦いが11月に待っています。