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2023 GI 高松宮記念杯競輪 My Pick Up~初日~
みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。
いよいよ6月13日から、岸和田競輪場にて
「GI 高松宮記念杯競輪」が開催されます。
今日から6日間 My Pick Up として、個人的に注目しているレースを
紹介&展望&予想印を掲載していきたいと思います。
高松宮記念杯競輪ってなんだ?!
高松宮記念杯競輪は1950年に大津びわこ競輪場で
「高松宮同妃賜杯競輪」として創設された皇室ゆかりの大会。
1997年に高松宮からの下賜がなくなり、
2011年3月には大津びわこ競輪場が廃止されるなど、
何度か開催の危機がありましたが、
1998年から現在の『高松宮記念杯競輪』に改称して、
そして2011年以降は全国の競輪場での持ち回り開催として
いまもなお「東西対抗戦」の特別競輪として開催されています。
持ち回り開催とはいえ、創設が近畿の大津びわこ競輪場だったことから、
最近は岸和田競輪場で開催されることが多くなっています。
出場選手の選抜方法
出場選手は総勢108名。選手選抜方法は以下の通りです。
(選考期間は開催前年10月~開催年3月)
S級S班に在籍している選手
過去3回以上優勝したS級1班の選手
選考期間内に2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に
所属したS級1班の選手
(今回は該当選手なし)「東西別」の「平均競走得点」上位の選手
(同点の場合は選考期間における賞金獲得順から順位づけ)
高松宮記念杯でも「一次予選/ポイントレース」を採用!
競輪祭でおなじみとなった「一次予選/ポイントレース」制。
今年から高松宮記念杯競輪でもこの制度が採用。
初日から3日目は一次予選の「ポイントレース」が行われます。
各選手が東西にわかれて2レースを走り、
ポイント獲得数上位「45選手」=東西合計90選手が
3日目の二次予選へ進出します。
その「90選手」のなかでのトップ18選手(東西トップ9選手)が
無失格で準決勝へ進める【青龍賞(東)・白虎賞(西)】へ出場。
残る「72選手(東西36選手)」は二次予選へ回り、
ここで上位3着までに入れば、5日目の準決勝へ進みます。
準決勝は東西各2レース=合計4レース制。
上位2着までに入れば、無条件で決勝進出。
3着に入った4選手のうち、青龍賞or白虎賞で最上位の選手1名が
最終日の決勝へ進むことができます。
高松宮記念杯競輪の準決勝は通常のGIレースの準決勝と異なり、
非常に「狭き門」なのです。
それでは初日のMy Pick Upへいきましょう!
「お昼休み」に王者の走りを堪能!
~5R西予選1~
出走メンバー
①脇本雄太(福井)
②荒井崇博(長崎)
③渡部哲男(愛媛)
④柏野智典(岡山)
⑤稲川翔(大阪)
⑥南修二(大阪)
⑦伊藤颯馬(沖縄)
⑧松本貴治(愛媛)
⑨園田匠(福岡)
気になるラインの並びは…
①⑤⑥ ⑧③④ ⑦②⑨ [三分戦]
後述する「パールカップ」や東西予選の影響で、
デイレースの5Rというありえない時間帯に
1走目をむかえる脇本雄太選手。
「お昼休み」に王者の走りをチェックできるのは、
競輪ファンにとってはなかなか経験できないですね。
“アテにならない”予想印
◎①脇本
〇⑤稲川
▲⑦伊藤
☆②荒井
△⑥南
△③渡部
「お昼休み」でも脇本雄太選手がしっかり人気に応えるでしょう。
稲川選手が続いて近畿ワンツー濃厚か。
前をしっかり意識した走りができれば
九州勢が着を拾える可能性がありそうです。
しっかり まくり切りたいが…~6R東予選1~
出走メンバー
①岩本俊介(千葉)
②新田祐大(福島)
③長島大介(栃木)
④杉森輝大(茨城)
⑤成田和也(福島)
⑥木暮安由(群馬)
⑦和田真久留(神奈川)
⑧竹内智彦(宮城)
⑨松井宏佑(神奈川)
気になるラインの並びは…
③④⑥ ⑨⑦① ②⑤⑧ [三分戦]
脇本雄太選手の直後には新田祐大選手が登場!
競輪ファンにとってはなんとも豪華な「お昼休み」になりそうです。
“アテにならない”予想印
◎②新田
〇⑤成田
▲⑦和田
☆①岩本
△⑨松井
△④杉森
いちおう福島コンビを優勢にみましたが、
最近の新田選手のまくり方はインにもぐりこんで
「経済コース」でまくろうとしているので、
南関東勢が早めに仕掛け切るとモロさが出そうな予感。
岩本俊介選手がライン3番手を固める南関東トリオは強力。
松井宏佑選手の先行から和田真久留選手が抜け出す可能性も。
そのほかのレースのPointは…
1R:犬伏湧也選手(徳島)の先行を北津留翼選手(福岡)がまくれるか
2R:小松崎大地選手&佐藤慎太郎選手の福島コンビで「鉄板」
3R:松浦悠士選手(広島)が敗れるならば
浅井康太選手(三重)よりも伊藤旭選手(熊本)の番手抜け出し
4R:眞杉匠選手(栃木)の先行/まくりに
守澤太志選手(秋田)がどれだけ迫れるか
7R:古性優作選手(大阪)が自在力を活かして圧倒
8R:青野将大選手(神奈川)を使えるならば
郡司浩平選手(神奈川)がキッチリ上位台頭へ
1走目はどの選手が主導権を握れるか楽しみですね。
ガールズケイリン初のGI「パールカップ」
初日は“一発勝負”の予選!
「パールカップ」はガールズケイリンおなじみの
「予選ポイントレース」制ではなく、
男子競輪おなじみの「トーナメント」制を採用。
予選は東西各レース3着以内に入ると無条件で準決勝へ進出。
4着は1人だけが準決勝へ進むことができます。
【一発勝負】の「トーナメント」制なので、
競走得点が低い選手でも展開次第では
準決勝へ進めるチャンスが拡大。
波乱の展開は起こるのか注目です。