広島競輪「GIII ひろしまピースカップ」~決勝回顧~
みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。
15日から広島競輪場でナイター開催にて行われてきた
「GIII ひろしまピースカップ」。
きょう18日に決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。
決勝ふりかえり~調子が悪くても勝つのが【強い選手の証】~
決勝 結果成績
1着 ①松浦悠士(広島) [差し]
2着 ②坂井洋(栃木) [まくり]
3着 ④原田研太朗(徳島)
単騎3番手にハマった原田選手の捲りにのって、
松浦悠士選手が直線突き抜けて地元GIII連覇を達成!
坂井選手も後方から鋭くまくり追い込んできましたが、
松浦選手による「地元の気迫」に屈してしまいました。
原田選手は捲るスピードがよかったですが、
背後にいたのが松浦選手だったのが痛すぎました…。
(アテにならない予想は▲→◎で面目は保てたかな…?!)
『今年は苦しんでの優勝だった』
今大会の松浦選手は決して調子がよかったとは言えなかったですし、
勝ちあがりも「苦しいレース展開」ばかりでした。
それでも地元のGIIIでしっかり優勝するあたり、
調子が悪くてもファンの人気に応えて勝ち切るあたりは
【強い選手の証(あかし)】そのものでしょう。
自力での戦いということ、相手にスピード力ある選手が多くいたことで
いつも以上に位置取りをシビアにいった松浦選手。
だからこそ先に仕掛けた原田選手に追走して
最後に差し切ることができたと思います。
「強い選手ってこうだよなぁ~」を思わせてくれた
松浦選手の走りぶりでした。
警戒されるのも【強い選手の証】
2着に敗れた坂井選手は捲るスピードがバツグンで
松浦選手をのみこめそうと思ったのですが…。
最後のさいごとらえられなかったのは、
『チラチラ見られていた』松浦選手に警戒されていて
それが見えないプレッシャーになっていたのかもしれません。
しかし警戒されるのも【強い選手の証】。
今年1年強くなってきた坂井選手だからこそ、
松浦選手はそのスピードを警戒していたのでしょう。
3着の原田選手は前が同県の徳島ラインだったのですが、
情け容赦なく捲り去っていきました。
同県の自力選手がいても別線での戦いを
これからの戦いの基本線とした原田選手。
今回の結果をひとつの「自信」として戦っていかないと、
この先の「単騎での戦い」が意味をなさなくなってきます。
今後の単騎戦にひとつの光明もみえた原田選手の3着でした。
寺崎浩平選手(福井)は後手を踏んで4着。
犬伏湧也選手(徳島)に先行され、最後方からの捲りも不発。
「不完全燃焼」と言っていいでしょう。
「A級レインボーカップ」は佐々木龍選手(神奈川)が優勝!
「レインボーカップ」 結果成績
1着 ③佐々木龍(神奈川) [差し]
2着 ⑤鈴木薫(東京) [差し]
3着 ④吉田篤史(奈良)
直線で外を伸びてきた2人による1着争い。
わずかに佐々木選手が制して優勝。
3着に入った吉田選手とともに、S級2班への特別昇級が決定。
明日19日からさっそくS級選手として戦っていくことになります。
(注目したラインの選手でワンツーになってよかったぁ…)
S級では厳しい戦いになるかと思いますが、
ファンをあっと言わせる走りに期待したいですね。
広島競輪場も「施設整備」へ…
広島競輪場は競輪とBMXやスケートボードなどの
アーバンスポーツとの融合を目指して施設整備に着手し、
2025年4月リニューアルオープンすることがすでに発表されています。
中国地区の競輪場は山口県の防府競輪場も施設整備開始が決定済。
広島競輪場も施設整備に入るので、
今後しばらくは岡山県の玉野競輪場が
中国地区の競輪開催を一手に引き受けることになります。
インターネット投票が主流になりつつある競輪界ですが、
競輪場へ来場してもらって実際にレースをみてもらうことは
とても大切なことだと思います。
そのためにも「きれいな競輪場」をつくることは重要不可欠。
生まれ変わった広島競輪場に多くのファンや
家族連れなどの姿があるといいですね。
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