2022 GI 競輪祭 My Pick Up~最終日「決勝」展望~
みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。
小倉競輪場「GI 競輪祭」はきょう27日が開催最終日。
「決勝」が行われます。
まずは「準決勝」3レースをかるく振り返ってみましょう。
5日目 準決勝 ふりかえり
ツキを味方に押しきった荒井~10R~
1着 ⑨荒井崇博(佐賀) [捲り]
2着 ③新田祐大(福島) [マーク]
3着 ⑦成田和也(福島)
吉田拓矢選手(茨城)が先行をしかけるところ、
松浦悠士選手(広島)が杉森輝大選手(茨城)に絡んで
3人が落車のアクシデント。
それを回避した荒井選手が単独先頭。
新田選手の捲りを押さえて1着ゴール!
成田選手は3着で続いて、
繰り上がり準決勝進出のツキを大いにいかす決勝進出!
昨年の競輪祭覇者 吉田拓矢選手は
わずか1年でS級S班の座を明け渡すことが決まりました…。
新山をとらえきった郡司~11R~
1着 ⑦郡司浩平(神奈川) [捲り]
2着 ⑤新山響平(青森) [逃げ]
3着 ③守澤太志(秋田)
新山選手がとった作戦は「打鐘からのカマシ先行」。
しかし郡司選手が後方7番手に回されても冷静でした。
2コーナーから一気に捲って新山選手をとらえきりました。
さすがのスピードに守澤選手も止められず…。
しかし郡司選手の番手 岩本俊介選手(千葉)はキッチリ止めて、
守澤選手は3着で決勝進出を決めました。
S班の意地、「ごっつぁんです!」~12R~
1着 ⑦小原太樹(神奈川) [差し]
2着 ②平原康多(埼玉) [差し]
3着 ⑤坂井洋(栃木)
坂井選手の突っ張り先行と清水裕友選手(山口)の外併走に
地元福岡トリオは【井の中の蛙】状態。
坂井選手の気迫と平原選手&清水選手のS班の意地に
地元勢は完全に屈してしまいました。
S班の意地を「ごっつぁんです!」と言わんばかりに
“有効活用”したのが小原選手。
東日本ライン3番手から直線シャープに伸びて1着。
接戦ゴールながらも、ゴール後「よくやった!」と
坂井選手の肩をポンポンと叩いていた平原選手。
勝ったことよりも、坂井選手と決勝に勝ち上がれたことが
よほどうれしかったのか。
それとも単なる【ぬか喜び】だったのか…。
いずれにせよ、決勝に臨む平原選手に
大きな“援軍”がついてくれることになりました。
なお清水選手のS級S班“残留”は決勝の結果次第に…。
競輪祭 決勝 展望
出走メンバー
①平原康多(埼玉)
②郡司浩平(神奈川)
③新田祐大(福島)
④新山響平(青森)
⑤荒井崇博(佐賀)
⑥小原太樹(神奈川)
⑦成田和也(福島)
⑧坂井洋(栃木)
⑨守澤太志(秋田)
気になるラインの並びは…
③④⑨⑤ ⑧① ⑤ ②⑥ [三分戦]
Point:北日本4車ラインの動き
結束かわかれての戦いか…
北日本勢の並びが注目されていましたが、
4車ラインでまとまることを選択しました。
しかしその並びに驚きが…!
通常ならば新田選手が番手で新山選手が先頭のところ、
今回は新田選手が先頭で新山選手が番手回りに…!
昨年は決勝で先行勝負も同期107期の
吉田拓矢選手に捲られ、GI初優勝もS級S班入りも
先に越されるという悔しい思いをした新山選手。
新田選手の“アシスト”がしっかり機能すれば、
同期に肩を並べることができるはず。
そうはさせじと別線も襲い掛かってきます。
とりわけ郡司選手の状態はバツグン。
準決勝は新山選手の先行を捲りきっているだけに、
中団からの捲りなら、4車ラインでも
あっさりと乗り越えることができるはず。
坂井&平原の関東コンビも先行でもまくりでも
上位に食い込むチカラはあるだけに要警戒。
単騎の荒井選手は佐賀支部として最後のGI。
来年からはおなじ九州地区の長崎支部へ移籍します。
お世話になった佐賀の人たちのために、
GI制覇&GP出場は果たしたいところ。
様々な思いがぶつかる決勝戦となりそうです。
“アテにならない”予想印
◎④新山
〇②郡司
▲①平原
☆⑤荒井
△⑨守澤
△⑥小原
この並びなら新山選手が「獲らないといけない」と思います。
新田選手の番手から力強く抜け出して、
GI初制覇&S級S班入りを果たしてほしい…!
新山選手が負けるなら郡司選手の快速まくりか
坂井選手のスピードをもらった平原選手の伸び脚かでしょう。
コースをうまく見つけられれば荒井選手の台頭もありそうだし、
準決勝のサラ脚をみると、小原選手の“ワンチャン”連絡みもあるかも。
グランプリ出場メンバー決定へ
競輪祭決勝が終わると同時に、
KEIRINグランプリ出場メンバーが決定します。
今年のグランプリは12月30日に平塚競輪場で開催予定。
【競輪王】の称号を手にして年末の大一番へ向かうのは
はたしてどの選手になるでしょうか。
競輪祭 決勝は20時40分発走予定です。