2023 GI 高松宮記念杯競輪 My Pick Up~3日目「パールカップ」決勝展望~
みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。
岸和田競輪場「GI 高松宮記念杯競輪」は14日が開催3日目。
ガールズケイリン「GI パールカップ」の【決勝】をメインに
男子【一次予選ポイントレース】2走目の残り8レース行われます。
まずは「パールカップ」準決勝をかるく振り返ってみましょう。
パールカップ 東西準決勝 ふりかえり
冷静な立ち回りで順当突破~西準決勝~
1着 ②児玉碧衣(福岡) [まくり]
2着 ⑤柳原真緒(福井) [差し]
3着 ⑦坂口楓華(京都)
前の争いを冷静にみながら、最終周回2コーナーから
まくりに動いた児玉碧衣選手が順当に勝利を収めました。
混戦の2着争いは柳原真緒選手の差し脚が届き、
先行して粘った坂口楓華選手が3着でした。
逃がされても押しきるのが強い選手の証~東準決勝~
1着 ②久米詩(静岡) [逃げ]
2着 ③小林莉子(東京) [マーク]
3着 ⑤荒牧聖未(栃木)
誰もが逃げたくないスローペースな展開のなか、
最終周回で「逃がされる」かたちになった久米詩選手。
それでもマイペース先行で脚が衰えることはなく、
ゴールまで逃げ切り19連勝で決勝進出。
マーク巧者 小林莉子選手がここも立ち回りの巧さを発揮して2着。
小林莉子選手を追走した荒牧聖未選手が3着に入り、
決勝最後の1枠は西準決勝4着だった那須萌美選手(宮崎)が入りました。
パールカップ 決勝展望~復活の舞台整う!~
出走メンバー
①児玉碧衣(福岡)
②久米詩(静岡)
③小林莉子(東京)
④柳原真緒(福井)
⑤荒牧聖未(栃木)
⑥坂口楓華(京都)
⑦那須萌美(宮崎)
Point:スローペースのよーいドン!
ガールズケイリンのビッグレース恒例の展開になるのが
【スローペースのよーいドン!】
誰もが逃げたくない意志が強くなると、
最終周回ギリギリまでスローペースの流れが続いて
誰かが「逃がされる」展開になりやすくなります。
決勝も積極的な先行選手が不在。
それでも坂口楓華選手が思い切って先行していくでしょうか。
有力選手が気を付けたいのは、「よーいドン!」時の位置どり。
インでフタをされてしまったり、団子状態になったりすると
「ヨコの動き」ができないルールのガールズケイリンでは
大きな“致命傷”になってしまいます。
すぐに自力発進できるような好位外めの位置がとれるか否か。
これが初代女王への近道になってくるでしょう。
“アテにならない”予想印
◎①児玉
〇②久米
▲③小林
☆⑦那須
△④柳原
それでも最終的には児玉碧衣選手vs久米詩選手の一騎打ちになりそう。
そのうえで児玉碧衣選手が復活を印象付ける優勝をつかむとみました。
近年ガールズケイリンを引っ張ってきた児玉選手。
佐藤水菜選手(神奈川)の台頭や
昨年ガールズケイリングランプリでの落車で
精彩を欠きつつあったのですが、
ガールズケイリンのGI初代女王となることで
再び上昇気流に乗ってほしいですね。
個人的注目は那須萌美選手。
準決勝はさすがに力の差がありましたが、
初日・準決勝と児玉碧衣選手をうまく追走できていただけに、
無欲な気持ちをキープできれば
3連単の2・3着でファンをあっと驚かせられそうです。
男子 2日目My Pick Upふりかえり
ごちゃついた先の大金星~3R西予選1~
1着 ⑧松本秀之介(熊本) [逃げ]
2着 ③井上昌己(長崎) [差し]
3着 ⑥隅田洋介(岡山)
中団に構えた近畿勢&山口拳矢選手(岐阜)のまくりが不発。
ごちゃついた展開も味方して松本秀之介選手が
マイペース先行で逃げ切る大金星をあげました。
ゴール直前はヨコの間隔が詰まって落車のアクシデントもありましたが、
井上昌己選手が2着に入って九州コンビのワンツー。
3着には後方からまくった隅田洋介選手が入り、3連単は11万車券の波乱。
山口拳矢選手は5着に敗れました。
展開の明暗クッキリ~6R東予選2~
1着 ②杉森輝大(茨城) [まくり]
2着 ④武田豊樹(茨城) [マーク]
3着 ⑤小松崎大地(福島)
南関東勢の先行は想定内でも、
吉田有希選手(茨城)が中団に構えたことが
小松崎大地選手には想定外だったでしょう。
かたや茨城トリオは中団に構えたことが好判断でした。
松谷秀幸選手の蛇行で吉田選手が落車するアクシデントも
自力に切りかえた杉森選手がまくりきって1着。
松谷選手の失格に伴い、3位入線だった武田豊樹選手が2着、
4位入線の小松崎選手が3着にそれぞれ繰り上がりました。
3日目 男子 予選2 残り8レースのPointは…
1R:先行選手不在ならば隅田洋介選手(岡山)の単騎まくり一発
2R:新山響平選手(青森)再びの先行勝負を
松井宏佑選手(神奈川)がまくり返せるか
3R:山口拳矢選手(岐阜)の まくり よりも清水裕友選手(山口)の自在力
4R:深谷知広選手(静岡)が再びハイパワーで制圧
5R:松浦悠士選手(広島)が冷静に仕留める
6R:坂井洋選手(栃木)のカマシまくりに新田祐大選手(福島)はどう対応する?!
7R:落車の影響がなければ古性優作選手(大阪)の自在性が活きるはず
大川龍二選手(広島)のまくり脚は3連単の3着にほしいところ
8R:北井佑季選手(神奈川)が後手を踏まなければ
郡司浩平選手(神奈川)がキッチリ伸びてくる
ガールズケイリン初のGIウィナーは?
ガールズケイリン初のGIレースとなった「パールカップ」。
果たしてどの選手が初代女王に輝くでしょうか。
パールカップ決勝は16時30分発走の予定です。