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玉野競輪「広島GIII ひろしまピースカップin玉野」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

12月21日から玉野競輪場で行われてきた
「広島GIII ひろしまピースカップ」

広島競輪場が改修工事中のため
今年は玉野競輪場での代替開催でしたが、
12月24日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。


決勝ふりかえり
~慌てず、さわがず、機を逃さず~

結果成績

1着 ⑦山田庸平(佐賀) [差し]
2着 ②浅井康太(三重) [差し]
3着 ⑤佐々木悠葵(群馬)

野口裕史選手(千葉)を前に出してから
残り2周バックストレッチで叩き返した町田太我選手でしたが、
逃げのペースを上げる前に皿屋豊選手が早めにカマシて
最終周1コーナーで町田選手をとらえきって先行へ。

これでは勝負にならないとみたのが山田庸平選手。
中部ライン3番手の山内卓也選手(愛知)をドカして
浅井康太選手の背後をゲット。

稲川翔選手(大阪)が最終周回バックストレッチから
単騎でまくってくるものの、山田選手はその動きにのらず。

山田選手が動いたのは最終3・4コーナー。
浅井康太選手が稲川選手を外にブロックしたことで
一瞬できたインコースを突いて、
直線突き抜けて、今年2度目のGIII制覇!
(2月松山GIII 金亀杯争覇戦以来)

しかも自身キャリア初となる
4連勝での「完全優勝」となりました。

2着には浅井康太選手が入り、
後方から単騎でまくり追い込んだ
佐々木悠葵選手が3着でした。


『頭まで届くか確信はなかったですね』

 スタートは中団から運びたかったけど、誰も出ないから前へ。そこから赤板で1回踏み出して中団を取って、仕掛ける流れは想定通りでしたね。でも、ジャン前から行くとは思わなくて、もの凄くてキツかった。

 何とか付いて行ったけど、ちょうど上ったところだったし、脚が削られてしまった。皿屋さんがホームで来たところは、仕事をして町田君を迎え入れたかったけど、自分の脚力が残っていなくて切り替えさせてもらう形になりました。

 稲川さんも来ていたし、外も内も気にしていたので全然余裕はなくて。結構きつかったので、頭まで届くか確信はなかったですね。

netkeirin『【ひろしまピースカップ】「弱かった自分が…」
山田庸平・優勝インタビュー』より引用

 力がなくて弱かった自分が、今の位置で戦えているのが不思議に感じている。自分の中でちょっとだけ満足しているっていうところもあるんですけど、狙えるチャンスがあれば狙っていきたい気持ちはありますね。

同上

町田太我選手が先頭を奪われて、
余裕が全くなかったという山田庸平選手。

それでもレース内容
余裕を感じさせない動きにみえました。

浅井康太選手の背後をとって、
最終周回バックストレッチで稲川選手の動きにあわせて
自身も動きたくなるところでしたが、
稲川翔選手を浅井選手がブロックにいく、わずかなタイミングとコース
しっかり逃さなかったことが、完全優勝につながりました。

まさに「慌てず、さわがず、機を逃さず」

自分に気持ちの余裕がなくても、
勢いがあるときは すべてがうまくいく

それを体現するかのような山田選手の決勝での動きでした。


さあ がんばるぞ!グランプリシリーズ!

「ひろしまピースカップin玉野」をもって、
2023年のGIII開催は終了

12月28日からは毎年恒例KEIRINグランプリシリーズ!
今年はKEIRIN GPのメッカ 立川競輪場で行われます。

28日:ヤンググランプリ(GII)
29日:ガールズグランプリ
30日:KEIRINグランプリ

ラジオNIKKEIではグランプリシリーズに向けた
特集番組が25日から4夜連続で放送されます。
ぜひお聞きください!

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