2023 GI 全日本選抜競輪 My Pick Up~最終日「決勝」回顧~
みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。
高知競輪場「GI 全日本選抜競輪」は
26日に【決勝】が行われました。
かるく振り返ってみたいと思います。
頼れる仲間たちのおかげで「連覇」達成!
結果成績
1着 ⑦古性優作(大阪) [差し]
2着 ⑨守澤太志(秋田) [差し]
3着 ⑧三谷竜生(奈良)
レースは残り2周3角から脇本雄太選手(福井)が先行勝負。
新田祐大選手(福島)のイン粘りを敢行!
それを古性選手がしのぐと、直線鋭く突き抜けて大会連覇を達成!
大会連覇は'88・'89年の中野浩一さん以来
史上2人目の快挙。
偉大な記録を古性選手が打ち立てました。
新田選手の番手から守澤太志選手が
シャープに伸びてきましたが、2着がせいいっぱい。
守澤選手に古性選手との間を割られてしまった
三谷竜生選手は3着に敗れました。
先行した脇本選手は4着。
状態はいまひとつながらも、自身のレーススタイルである
先行勝負は崩さなかったからこそ、古性選手の優勝につながりました。
『選手としての格の違いを感じました』
GIレースの決勝戦は自分の走りをしてもある程度は許されますが、
ラインのため、仲間のために早めの仕掛けとなった脇本選手。
その思いに応えた古性選手ですが、
脇本選手のすごさに改めて感じるモノがあったようです。
しかし古性選手もじゅうぶん格が違う選手にこの2年で成長しました。
内容で格をあげるのが脇本選手なら、
結果で格をあげるのが古性選手。
単騎(ひとり)の戦いでもしっかり結果を残すし、
ラインでの戦いでも仲間の期待にこたえる。
今回の連覇で古性選手もまたひとつ格をあげた結果になりました。
新田選手が用意した“アンサー”は【イン粘り】
前日の展望noteにて脇本選手の先行に対する“アンサー”を
新田選手はどう用意しているのか注目していました。
新田選手が持ち込んだ答えは【イン粘り】。
積極果敢に古性選手の内を攻めていきましたが、
古性選手をドカすまでの勢いはなく、
逆に封じ込められてしまいました。
初日の特別選抜予選では新山響平選手(青森)が
脇本選手相手に先手のまくりを打つものみ込まれ、
新田選手自身は連日自力まくりに動くも
最後の直線で失速し勝ち星をあげられていませんでした。
これらを考えると【イン粘り】にいく選択は理にかなっていたでしょう。
結果として作戦は失敗に終わりましたが、
GIウィナーへの執念が垣間見えた作戦決行でした。
次回 特別競輪 はウィナーズカップ(GII)
全日本選抜競輪が終わり、またしばらくグレードレース戦線は
全国各地でのGIIIレースが続いていきます。
直近のGIIIレースは3月4~7日に大垣競輪場で行われる「水都大垣杯」。
次回 GI・GIIクラスの「特別競輪」は
3月18~21日に別府競輪場で行われる「GII ウィナーズカップ」。
優勝者にKEIRINグランプリ出場権は与えられませんが、
湯の街 別府 でホットな戦いが繰り広げられそうです。
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