玉野競輪「広島GIII ひろしまピースカップin玉野」~決勝回顧~
みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。
12月12日から玉野競輪場で行われてきた
「広島GIII ひろしまピースカップin玉野」。
広島競輪場が改修工事中のため
今年も玉野競輪場での代替開催でしたが、
12月15日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。
決勝ふりかえり~ラインでリベンジ!~
結果成績
1着 ①松浦悠士(広島) [まくり]
2着 ③山田庸平(佐賀) [差し]
3着 ⑥池田良(広島)
前で受けたのは北日本ライン。
新山響平選手(青森)が残り2周で突っ張り先行を狙いますが、
すかさず太田海也選手(岡山)が叩きかえして
中国・四国ラインが先行となって最終周へ。
新山響平選手は後方7番手からまくりを狙うも不発。
単騎勢の動きにあわせて松浦悠士選手が番手まくりで抜け出して、
2年ぶりの“地元GIII”制覇を達成!
鈴木玄人選手(東京)、佐々木眞也選手(神奈川)の動きに惑わされず、
最後の直線にかけていた山田庸平選手が2着に追い込ましたが
松浦選手にわずか及ばず、広島GIII連覇ならず。
池田良選手はラインワンツーならず3着に入りました。
『来年はタイトルを獲って(S班)に戻りたい』
初日特選では2車ラインの影響もあり、3番手にハマった新山響平選手に
まくられてしまった太田海也選手&松浦悠士選手。
決勝でも果敢に先行勝負を挑みましたが、
今回はライン3番手に池田良選手がついて
「3車の厚み」が大きく活かされました。
単騎勢が中団にはいったこと、
その並び順が実力(競走得点)が低い選手から順になって
山田庸平選手が6番手になったことも
中国・四国ラインには大きな“援助”となりました。
今年1年はKEIRIN GPの王者として苦しんだ松浦選手でしたが、
地元GIII制覇と前回大垣GIII「水都大垣杯」決勝での先行3着をキッカケに
来年のS級S班復帰にむけた大きな足がかりになったはず。
来年の松浦選手の走りに注目です!
同じような走り方をされた新山響平
今後のグレードレース戦線での組み立ては?
北日本ラインは前から新山響平選手の突っ張り先行を想定も
残り3周4コーナーでバンクの真ん中から太田海也選手が
スピードよく一気に前を叩ききってしまいました。
新山選手がふりかえったように、ペースがゆるみそうな
残り2周バックストレッチで攻めるポイントがあっただけに、
あそこで行けないと一気に太田選手のペースになってしまったのは
「やむなし」の展開と言えるでしょう。
33バンクでの組み立て方のように、
あえて前に出させてそこから素早く巻き返しを図るのは
ひとつの対策なのかもしれません。
脚をあわせられて第3のラインや
単騎選手にまくられる危険性はありますが、
相手のペースがあがりきらないうちに仕掛けきって
主導権を奪い返すようになれると、
新山選手の持ち味である先行での粘り脚が活きてくるのかもしれませんね。
レインボーカップ A級チャレンジファイナルは
福田稔希選手(栃木)が優勝!
レインボーカップ A級チャレンジファイナル 結果成績
1着 ⑤福田稔希(栃木) [差し]
2着 ⑦伊東佑晟(三重) [まくり]
3着 ⑨川上隆義(栃木)
レインボーカップ A級チャレンジファイナルは
志田愛希飛選手(富山)の先行の3番手に入った
栃木トリオの先頭 岡部陸斗選手のまくりにあわせて
伊東佑晟選手が番手まくりで対応。
この争いが長引いたことで
自力に切りかえて外を伸びた福田稔希選手が1着。
2着の伊東佑晟選手と3着の川上隆義選手とともに
12月16日付でA級2班へ特別昇班が決まりました。
勝負どころの展開を冷静に見極めた福田選手に流れが向きましたが、
A級1・2班戦では若手選手らしい
スケールの大きな競走を期待したいと思います。
次回GIIIは佐世保「九十九島賞争奪戦」!
次回のGIIIレースは12月19日~22日に
佐世保競輪場で「九十九島賞争奪戦」が開催。
今年最後のGIIIレース。
どの選手が来年に向け最高の結果を残すでしょうか?