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#16 近所に義母がやってくる!

恐れていた事がやってきた・・・。
我が家の近くに義母が引っ越してくる!

元々は車で30分程の距離が離れてて、月1回訪問するくらいだったから気楽でとても良好な関係が築けていた。
しかし私の出産を控え、我が家の近くに引っ越して来ることになった。

義母が近くに引っ越す事になったキッカケは、旦那である。
妊娠報告時に旦那が軽々しく「うちの近くに来て私のサポートをして欲しい。」と言ったことから始まった。

傍から見ると「いい旦那じゃん」かもしれない。

でも何の相談も私の考えも聞かずに、ペラペラ思いつきで言われるのは私にとって迷惑である。
私は(こやつまた思いつきで勝手な事を・・・)と心の中で思っていたが、この言葉で義母が暴走を始めてしまうのである。
(もちろんその後は旦那に激怒。)

自分の近くにサポートしてくれる人がいるのは、とても心強くありがたい事なのかもしれない。
でも私にとって一番懸念しているのは、今後の距離感だ。

今までは月1回会えたら良かったのに、今後はどんどん来られるようになるかと思うだけで既に憂鬱である。
以前義母や義兄家族含めて食事会を行った時、我が家の近くに引っ越してくる話題になった。
その時に義母が「これからは押しかけちゃうかも!」とニヤニヤしながら話したのである。

私はすかさず「今まで通り月1会えたらと考えてます~」と話したが、義母はあまり聞いていない様子だった。

いくら家族と言えど、私は距離感を大切にしている。
近すぎるとこれまで良好だったものが一気に崩れる事を知っているからだ。
それは実の両親であっても同じ。実の両親と同居する事はもう出来ない。
私には新しく家族が出来て、自分達の生活リズムが確立しているから、そこを邪魔されたくない。

このままだとマズイな~と思っていたが、つい先日物件の内覧を行った。

義兄が不動産をやっているため、義母の予算・我が家からの距離を踏まえて色々な物件を探してくれたらしい。
私はこっそり義姉経由で、我が家から少し離れた場所のお家を希望していたが、義母が決めたお家は我が家から徒歩3分くらいの激近物件だった。

きっと10分、15分離れていようが、来るときは来るだろうと少し諦めていたが、徒歩3分は激近過ぎて既に動悸が止まらない。(笑)

来週契約し、9月頭には引っ越しが始まる。
もう義母が来ることは決まったし、激近物件になる事も決まった。

決まった事は変えられないけど、これからについては変えられる。
私は今後も良好的な関係を継続するため、距離感を保てるルールを作ろうと考えた。

テーマは「自立!」。
お互いの生活に干渉しすぎる事なく自分達の生活を大事にする!というのものである。
具体的な行動は以下の通り。

・アポなしの当日突撃訪問は絶対禁止!
・会う時はお互い事前連絡をとって予定を確認する!
・お互いにお願いしたい事も事前に相談する!(当日お願いはなし)
・価値観の押し付けはなし!(子育ての仕方や方針は私たち夫婦で決める)
・合鍵はお互いに持たない。(持つと勝手に出入りが出来るから)

今のところざっくりとこんな感じである。
旦那には既に軽く話してはいるが、引っ越し時に義母を交えて改めて文章+話をするつもりである。
引っ越しまでにルールの追加がないかは引き続き考えていく。

正直義母からしたら、こんなルール作って面倒くさい嫁って思うだろう。
でも私は私たちの生活リズムを崩されたり、押しかけられたりして赤ちゃん以外に気を使わなければいけないのが、とても嫌なのである。
嫌なものは嫌なのだから、どんな風に思われようと自分の意思は、言葉を選びながらしっかりと伝えていくべきだと思っている。

出産が近くなるにつれて・・・動物の本能なのか?
巣作りと言うか、自分の縄張りを守ると言うのか、他者に自分のテリトリーを容易く飛び越えてほしくないのだ。
子を守る母はとても神経質である。

義母は我が家の合鍵を持っている。(近々合鍵は没収する。)
この前物件の内覧が終わった時、チャイムを鳴らさずに我が家の鍵を開けて来られた時はビックリしたし、子供の保育園・幼稚園問題も「幼稚園にしなさい!」と決めつけられたり。

その他にも色々とあり困ったりしているのだが、子育てを終えた先輩として色々話してくれる事はありがたい事かもしれない。
でも今の子育てと昔の常識とは違うし、どういう風に育てていくかは私たち夫婦の問題だと思っている。

「こうする方が楽かもしれないから、よかったらやってみて~」みたいな提案をしてくれたら受け入れられるのだが、「こうしなさい!」と決めつけで言われると万年反抗期の私はすぐに反発してしまう。

初めての子育てだし、わからない事だらけできっとパニックになる。
子育て本にのっていないような事が次々と起こるかもしれない。

でもその1つ1つを自分たちでしっかり乗り越えたい、やり遂げたいという思いがあるから、義母にも口出しは程々にして見守っていてほしいと思うのである。
たまに頼りたい時は頼るかもしれないけど、まずは自分たちで頑張りたい!
それが私の気持ちである。

こんなに気持ちがざわついて出産を迎えるとは思ってもいなかった。
これから色々と騒がしい事が始まっていくけど、私は私の気持ちを大切にして、立ち向かっていきたいと思った。

戦いに行くわけじゃない。
でも気持ち的には、右手には矛、左手には盾を持って軽く武装してみる。

義母の引っ越しや私の出産が終わって落ち着いたらその後どうなったかは、いずれまた書きたいと思っている。

どうか良き方向へ向かっていますように・・・。


以上ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました!(^^)/

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