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#11 フローリングで体を冷やす

梅雨は一体何処へ・・・?
ほとんど雨も降らず、連日暑い日が続く関東。
日中はもちろん、夜中の暑さも辛い時期である。

私は夏というか暑さが苦手である。
冬生まれの東北育ちだから、寒さにめっぽう強い。
寒さは着込めばある程度温かさを調節できるが、暑さは薄着だったとしても体温調節が難しいと感じる。

特に最近の悩みは熱帯夜による寝不足だ。
現在妊娠中であるが、妊婦はホルモンバランスの関係で寝不足になりやすいらしい。
それに加え、連日の暑さで寝る時に弱めにエアコン設定し、サーキュレーターで室内の空気も循環させているが、毎日深夜に起きる。

昨日は午前4時、今日は2時に目が覚めた。
午前1時から4時の間に寝苦しさで必ず目が覚めてしまう毎日を送っている。
最近タオルケットと敷パッドを冷感素材の物に新調し、以前の物よりも冷たさは感じられているが、それでも寝苦しい。

エアコンの真下に移動して体を冷やし水分をとった後再びベッドに戻る。
いい感じで体が冷え熟睡できそうなタイミング。
しかし今度は目覚ましが鳴る。あともう少しで熟睡できそうだったのに、と思いながら体を起こし朝の支度にかかる。

以前までは私はよくアイスノンを使っていた。
あれがあるだけで頭や首元だけでなく体全体が冷え朝まで熟睡出来ていた。
でも今は体を冷やし過ぎるのは良くないため、今年は封印している。

アイスノンのように全体を冷やしてくれる、でも冷やし過ぎないアイテムを私は探していた。
そして気付いた。それが家中に転がっていることを・・・。

私が冷をとるために見つけたのがフローリングだった。
フローリングで大の字で寝転がる。これが最高に気持ち良い。

私は実家にいた頃、柴犬を飼っていた。
モフモフのまんまるのかわいいやつ、名前はゴン。

うちの実家は古く、エアコンがいまだについていない。
昔はここまで猛暑ではなかったにしろ、それでも夏になると東北も暑い。
思い出せば、ゴンたちは夏の間常に涼しい場所を求め家中を移動していた。物置になっている日陰の部屋、風呂場のタイル、玄関のタイル、廊下のフローリング・・・。あらゆる場所にゴンが転がっていた。

もふもふのゴンには夏の暑さは厳しかったと思う。
どんなに扇風機を回していても風が顔に当たるのを嫌がりあまり近くには寄らなかった。
風の出ない体を冷やしてくれる場所が、タイルやフローリングだったんだろう。

私もそれを思い出し、フローリングで横になってみる。
これがめちゃくちゃ気持ちいい。
全身を一気に優しい冷たさで冷やしてくれる。
腕や足の位置を少し移動しただけで、フローリングの冷たさは無限に広がる。
ゴンがやっていた事を思い出し真似してみたが、賢く涼しい場所を見つけていたんだなと思った。

我が家は全室フローリングなのだが、フローリングは掃除もしやすく常にキレイを保てるから大好きである。
掃除機が苦手な私はクイックルワイパーで事足りる全室フローリングの家が絶対に良かった。手入れのしやすさはいまだに気に入っている。

まだまだ暑い夏はこれからが大本番という感じだけど、この夏はフローリングで転がりながらうまく体を冷やしていきたい。
もちろん夜中眠るのは体が痛すぎて無理だけれど・・。

おかしい事を言うようだが、もしフローリングのご家庭の方ならソファーの上でくつろぐのも良いが、フローリングで大の字になることもオススメしたい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)/





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