【院生養成所ライフ4】中間ライブに出たよ
栃木は那須の地を走るマイクロバスの中より。どうも、モノクロ時空大庭です。
今日は、院生としてアシスタントに入っている文学部3年のゼミ合宿に同行しています。
さて、去る2024年9月14日、新宿バティオスにてHORIPRO COMedy Academy1期生中間ライブ「才気煥発」が行われました。
モノクロ時空は第1ブロック7番手。自転車に乗りたがらない息子を叱責し、"気合い"とは何たるか、身を挺して教える母のコントをやりました。
元々は母親の歪み狂った愛をじっとりと見せるコントだったんですけれども、外部的な問題をクリアすべくあれこれいじっているうちにパワー系コントに変貌してしまいました。
相方の言葉を借りれば、「こんなの森貞茜のコントじゃない」と。
当然、近藤祐宇のコントでもないので、もう誰のコントでもありません。
出すネタをミスった、ストックがなかった、ネタ見せが後にずれ込んだ、とどれほど要因の解像度を上げても結局は自己責任なわけなので、この際今回はこのネタを全力でやって笑われに行こうとガッツで乗り切りました。
ちなみに私は大学院の担当指導教授と、バイト先の先輩と、大学時代の元相方を、「体張ります」という保険付きで招待していました。おもしろかったと言ってもらえて嬉しかったです。
身内だから当たり前の反応なのかもしれないけれど、やっぱり私は私の考えることに魅力を感じてくれる人の期待に応えたい気持ちが大きいみたいです。ある種ブランド的な考えなのでしょうか。
私の考えや創るものに、身内でも知り合いでも何でもないのに魅力を感じてくれる人を増やし、大切にしていきたいと強く思いました。大衆ウケは、そちらの専門に任せます。
翌、火曜日。
社員さんの投票による上位5組が発表され、モノクロ時空も無事5位タイに名を出してもらうことができました。ほんとうに安堵、よかったです。
ここだけの話、社長から出番前に肩をこづかれながら「頑張れよ」と、帰りには両腕をガシッと掴まれながら「(夏休みの)ネタ見せの効果が出たんとちゃうか? おもろかった」と声をかけられました。
これはめちゃくちゃ嬉しかったです。次は自分たちのちゃんと好きなネタで褒めてもらえるように頑張ります。
(ちなみに相方は「一度も目が合わなかった。まだもやもやしてるよ」と言いながら帰っていきました)
通しリハの後、講師の先生に「中間ライブを終えたら、自分たちのやりたい、日本語で笑わせるネタをやります」と偉そうにも宣言しました。
「大いにやってください」と、言葉をいただきました。
養成所のネタ見せは4週間先までありません。
院の担当指導教授に、修論提出をもう1年待ってくれとお願いしました。
気を抜かず、むしろギアを上げて、モノクロ時空のコントを創り上げていきます。
2024年9月19日
モノクロ時空 大庭 茜