#10 キーワードのクラスタリング(ツリー構造を作るための準備)【項目:Webサイトの基礎工事】
ハチドリ(Twitter@7SEO2)です。「1から体系的に学べるブログ収益方法」10回目の記事になります。
#9では膨大な検索ボリュームを含んだキーワードリストを抽出しました。その抽出したキーワードを使って今度はサイトの設計をします。
例えば、家を建てるとき、最初に構造や間取りを決めますよね?Webサイト、ブログを作る際もユーザーが使いやすく、検索エンジンにも評価されやすい構造を目指す必要があります。
この記事ではサイトの設計で重要なツリー構造を知った上で、ツールを使って正しいマインドマップを作成する方法をご紹介します。
この記事を読んでほしい方
・ツリー構造を理解したい
・Webサイト(ブログ)のカテゴリー分類の正解が分からない
・記事を書くときにネタが思い浮かばない
ツリー構造とは?
ツリー構造とは、木(ツリー)のような形状をした階層構造のことです。パソコンでいうとフォルダとファイルのような構造のことをいいます。他にもディレクトリ構造やフォルダ構造とも呼びます。
ブログにおけるツリー構造の場合、トップページからカテゴリー、カテゴリーから記事へと3階層の構造になっているのが一般的です。
検索エンジンはツリー構造が大好き
ツリー構造はSEOにとって重要です。
ツリー構造にすることで、検索エンジンはサイト内のページを巡回(クローリング)しやすくなり、サイト全体を適切に評価しやすくなります。つまり検索エンジンのクローラービリティが向上します。
また、記事の親子関係もみています。関連性が薄い記事が親子であってはなりません。階層ごとにテーマに沿ったページをまとめることで、検索エンジンに専門性の強さを伝えることができます。
ツリー構造の注意点
ツリー構造の注意点が2つあります。
・階層を深くしすぎないこと
・設計時に考えること
1点目の階層を深くしすぎないことは、階層が深いページほど検索エンジンは重要ではないページと判断する可能性があります。もし階層が深くなる場合、トップページにリンクを設定してクローラーに認識してもらいやすくしましょう。
2点目の設計時に考えることは、特に、ツリー構造は後から改修しようとするとページ数が多いほど手間が大きくなるので、サイトの設計時に考えなくてはいけません。
カテゴリを移すと、URLも変わってしまいます。リダイレクトをすれば良いと思いますが、100%評価を引き継げない可能性があります。
ツリー構造の例
実際にツリー構造とはどういうものか見てみましょう。
理想的なツリー構造は以下のように各階層が均一に配置されている状態です。
一方、NGなツリー構造としては、抜けている、極端に偏っている(カテゴリ内の記事数が少ない)などがあります。このようなツリー構造にはしないようにしましょう。
有料記事の内容
まずキーワードをクラスタリングするためのおすすめツールを紹介し、そのツールの画面説明と基本的な使い方を説明します。
次にキーワードをクラスタリングする方法を、1つの例題で作り方を覚えていただき、次に2つの課題を実践してもらいます。キーワードのクラスタリングは慣れないとうまくできません。お題の答えも用意していますので挑戦してみてください。
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