
シャイ男子の魅力を見抜け!X婚活で“容姿”に惑わされないためのアクティブ・デート術
こんにちは、。
私は「八兵衛 婚活相談所」の管理人・八兵衛と申します。
本日は、ちょっと特殊なシステムでご縁を繋ぐ「X婚活」を検討されている女性の皆様に、どうしてもお伝えしておきたい話があります。
男性の容姿は一切期待しないでください。
その代わりと言ってはなんですが、ぜひ卓球(古い?)やビリヤード、ボウリングなど “身体を一緒に動かす遊び” を取り入れてみてください。
なぜなら、X婚活に参加している男性たちは、人柄が良くてもシャイすぎて損をしている方が多いから。カフェで数十分話しただけだと、その魅力を見抜けずに終わってしまう可能性大なんです。
「どうしてわざわざそんなアクティブなデートを?」と思われるかもしれません。そこで今回は、私が実際に目にしたある女性の体験を、物語形式でご紹介したいと思います。
エントリー女性・恵(仮名)の来訪
ある日の午前、結婚相談所のドアが開き、少し緊張した面持ちの女性が入ってきました。名前は恵(めぐみ)。
30代半ばになり、真面目に結婚を考えてX婚活を検討しているとのことでした。
恵はスラリとした体型で、美容にも気を遣っているように見えます。
おそらくご本人も、まずまずの容姿には自信があるのでしょう。
しかし婚活がうまくいかず、少々疲れている様子でした。
「これまで何度か婚活パーティーに参加したんですが、相手にピンとくる方がいないんです。見た目が…うーん…正直好みじゃなかったり、会話しても全然盛り上がらなくて。」
そう言いながら、恵は肩を落としました。
そこで私は、X婚活の話を提案します。
「通常のお見合いやパーティーとは少し違うシステムなんですが、恵さんには合うかもしれませんよ。あらかじめプロフィールを見てから会うんじゃなくて、一緒にビリヤードやボウリングをやりながら打ち解けるスタイルなんです。」
恵は少し驚いた顔をしました。
「えっ、いきなりビリヤードやボウリング? それって大丈夫ですか? 初対面の男性とアクティブに遊ぶのは、ちょっと勇気がいるかも…。」
私は笑顔で頷きます。
「確かに最初は戸惑うかもしれません。でもね、容姿や第一印象だけで終わってしまうカフェデートとは違って、その人の性格や本質が見やすいんですよ。とくにX婚活に参加する男性って、シャイな方が多いんです。話だけでは魅力が分かりづらいけど、身体を動かしたりゲームで盛り上がれば、意外な一面が見られますよ。」
恵は半信半疑ながらも、「面白そうですね…」と興味を示しました。
ビリヤード・デートの初対面
X婚活のイベント当日、恵は指定されたビリヤード場に足を運びました。
そこには数人の男性が集まっていて、
それぞれスタッフの案内に従いつつ、グループごとにゲームを楽しむ流れです。
恵が組まれた相手は、健太(けんた)という男性。
30代前半、やや小柄で地味めな服装。正直、初対面での第一印象は「頼りなさそう…」というものでした。
顔立ちも決して二枚目というわけではない。
「あー…今までの婚活パーティーなら、最初の会話で終わってたかも」と恵は心の中で思います。
しかし、ゲームが始まってみると、健太の目がキラリと輝き始めました。
「じゃあ、最初のブレイクショット、やってみましょうか。恵さん、構え方わかります?」
健太は慣れた手つきでキューを取り、優しく指導をしてくれます。
「へえ、詳しいんですね。」
「学生時代に部活でやってたんですよ。めちゃめちゃ強いわけじゃないですけど、教えるのは好きで。」
最初はぎこちなく笑っていた恵でしたが、何度か球を転がすうちに、
健太の落ち着いた教え方に「案外、この人優しいかも」と思えるようになりました。
見えてきた本当の魅力
ビリヤードに慣れてくると、二人の会話は自然と弾んできました。
ボールを打つときにふと腕が触れ合ってお互いに「あ、ごめんなさい!」と笑ったり、ナイスショットが入ればハイタッチをしたり。
そんなささやかなスキンシップの中、恵は健太の人柄にだんだん興味を持つようになります。
「健太さん、普段はどんなお仕事されてるんですか?」
「IT関係ですね。家でリモートワークが多いので、正直あまり人との交流がないんですよ…。だから、こういうX婚活ってありがたいです。」
彼はシャイな笑顔を浮かべながら、少し照れくさそうに話します。
「でも、こうしてると全然シャイには見えないです。ビリヤード姿が様になってますよ。」「あはは、なんか照れますね…。ありがとうございます。」
カフェで無言になってしまう男性も、何かを一緒に楽しむ場面では自然と会話が生まれる。恵はそれを実感しました。
その後のボウリング・デート
イベント後、恵は健太から「今度、一緒にボウリングに行きませんか?」と誘われました。
最初は戸惑いつつも、ビリヤードを通じて感じた彼の素直な優しさに惹かれていた恵は「はい、ぜひ!」と快諾します。
カフェでお茶だけ…というデートだったら、話題が尽きたり、ちょっと容姿や雰囲気が“自分の理想と違うかも?”と感じてすぐに終わっていたかもしれない。
でも実際には、一緒にゲームをするうちに「話ベタでも行動力がある」「意外と面白い一面がある」「相手を気遣える」といった魅力が浮き彫りになってくるのです。
ボウリングでは、健太がストライクを出して「よっしゃー!」とハイテンションになったり、恵がガターを連発してしまって「ちょっと、コツ教えて~」と相談したり。
笑い合う瞬間が自然に増えました。
やがて、そんな日々を重ねるうちに、恵と健太は改めてお互いのことを深く知ろうと連絡を取り合い始めます。
まさに「容姿」だけでは測れない部分で惹かれ合うようになったのです。
八兵衛からのメッセージ
こうして「シャイだけど優しくて真面目」な男性と出会った恵のように、
“X婚活”を通じて思わぬ化学反応が起こる方は少なくありません。
私から、これから婚活を始める女性の皆様へ、改めてお伝えしたいことがあります。
容姿を期待しすぎない
「イケメンと出会いたい」と思うのは悪いことではありません。でも、それに固執しすぎると、シャイな好青年を見逃してしまう可能性が大です。
アクティブなデートを取り入れる
卓球やビリヤード、ボウリングなど、身体を一緒に動かしながら打ち解けると、何倍も相手の本質が見えやすくなります。
特にX婚活に参加する男性は、カフェだけだと自分をうまくアピールできない人がたくさんいます。
“話し下手”の中にある魅力を見極める
一見盛り上がりに欠けそうな会話でも、別のシーンでは頼りがいを発揮したり、優しい気遣いを見せたりするもの。行動や表情をよく見てみましょう。
恵は最初、「カフェでお茶をするだけの無難デートがいい」と考えていました。
でも、X婚活の仕組みに乗ってみたら、自分の思わぬフィールドで相手の良さを知ることができたのです。
後日のこと
後日、恵が再び私のオフィスにやってきました。
「八兵衛さん、本当にありがとうございます。
私、健太さんとすごく気が合うかもと思い始めて…。このままいいお付き合いができたらうれしいです。」
恵の表情は明るく、どこか浮かれているようにも見えます。
「おめでとうございます。まだ始まったばかりだけど、ゲームを一緒に楽しんだときのあの笑顔、見ているこちらも嬉しかったですよ。」
彼女の姿を見送りながら、私は改めて確信します。
婚活は“顔や肩書きだけで測るものではない”。
そして、シャイな人ほど、アクティブデートでこそ輝くチャンスがある。
女性側も視点を変えてみれば、これまで見逃していた素敵な出会いが転がっているかもしれないのです。
さて、今日も「八兵衛 婚活相談所」には
さまざまな相談が舞い込んできます。
このnoteを通じて、実際の婚活パーティーや結婚相談所でのリアルを、
今後もお伝えしていきますね。
もしあなたが「どうもピンと来ない…」と婚活に行き詰まっているのなら、ぜひカフェデートだけでなく、ダーツやボウリングで新しい出会いを切り開いてみてください。
あなたも、恵のように思わぬときめきを体験するかもしれませんよ。

八兵衛の婚活リアルを投稿していきます
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