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労働と、時間と、そのカウントについて

はじめに


みなさん、はじめまして。八太朗実験室のtaroだ。
この「八太朗実験室」は、私と、友人のhachiにて運営するページとなっている。二人がやりたいと感じたことに関して、一定の節度と矜恃を持ちつつ、徒然なるままに開発や執筆を行い、それをアウトプットする為の場にしていきたいと考えている。

第一弾のリリースとして、退勤までの時間をカウントできるアプリケーションをhachi君が開発してくれたので、本記事では当該Webアプリを紹介できればと思う。

今回のWebアプリは労働時間に関するものであり、最初に労基法関連のルールや、その他のトピックも紹介できればと考えている。

労働時間のルール


みなさんは、労働基準法というものをご存知だろうか。

労働基準法においては、1日の労働時間を8時間以内、1週間の労働時間を40時間以内と定めている(これを法定労働時間という;労働基準法第32条)。
法定労働時間を超えて労働者を働かせる場合には、あらかじめ従業員の過半数代表者または労働組合との間に「36協定(サブロク協定)」というものを締結しなくてはならない。

36協定により延長できる労働時間については、厚生労働大臣が上限時間を設定しており、協定の内容はこの基準に適合するようにしなければならない(原則週15時間&月45時間)。

また、使用者が労働者に時間外労働をさせた場合には割増賃金を払わなければならない。固定残業代が、給与内に存在していたとしても、当該固定残業代でカバーできる時間数を超えて労働した場合には割増賃金をもらうことができるぞ。

このように、場合によっては追加で割増賃金を請求することも可能なので、自分の労働時間や、退勤時刻をしっかり把握するのは重要だ。

時間の感じ方って人それぞれだよね


次に時間の感じ方という観点についても考えてみよう。

我々が何かに夢中になっているとき、時間はより速く経過しているように感じることがある。他方、苦手なこと・嫌なシチュエーション・場合によって仕事をしている時間はゆっくり過ぎることがある。
この「時間の感じ方」という点について、以下のような言説を見つけた。

我々の時間の知覚は年齢によって変わるが、それだけでなく、感情やわたしたちが摂取する薬、体の状態、そして近くにいる人々の感情や体の状態によっても決まる。このテーマに関する研究は進歩し続けていて、生活のさまざまな状況によってどのように脳神経回路が変化するかが研究され、例えば、パーキンソン病のような病気に対する新しい方式の処置にも道を開いている。

WIRED「感情によって時間の感じ方が変わる:研究結果」
https://wired.jp/2013/01/16/emotions_time/

つまり、時間の感じ方というものは、自らのコンディションによっても変化し得るが、周囲の環境からも多分の影響を受けるらしい。

では、時間の感じ方を短くしたり・長くしたり調節するにはどうすれば良いのか。一説によれば、時間があっという間に過ぎるように感じるのは、体験する出来事の数が関係しているらしい。


時間があっという間に過ぎるように感じるのは、体験する出来事の数が関係しているんですよ。このように、物理的には同じ時間でも、私たちの心的な時間は、認識される出来事が多いと長くなり、少ないと短くなるんです
大人になると時間があっという間に過ぎてしまうのは、私たちが複数の出来事を「まとまった1つの時間」、として捉えてしまっているからなんです。
それは、毎日がルーティーン化し、出来事の細かい部分を追わなくなるから。大人の時間はヘタをすると、とにかく短くなる方向で圧縮されていきます。

新R25「土日の体感時間を“1週間”に延ばせる!? 目からウロコの「時間の長さコントロール法」」
https://r25.jp/article/561114081475273212

また、「時間を認識する」という行為も重要な要素なようだ。

ネットサーフィンをする時には時間を決めてアラームが鳴るように設定し、時間を認識するのがオススメです……ウトウトしてきている時間は、認知的な能力がとても低く、いわば弛緩しきっている状態なので時間は駆け足で過ぎていきます

上記に同じ

体験する出来事の数、そして時間をどれだけ認識できているか、という点が時間の感じ方にも影響を与えるようだ。

今回試作したWebアプリについて


今回試作したWebアプリは以下のようなものだ。

『退勤までの時間をカウントできるタイマー』
https://script.google.com/macros/s/AKfycbxHnf2eSrSBz_u_k0TVcAXpVqgzStdCtuEtxJZIekl4dU1SkkBuqbqAotsqKNXdrpZK/exec

使い方はシンプル。
「退勤予定時刻」部分に、自分の退勤予定時刻をセットする。
その後「Start」をクリックすると、カウントダウンがスタートする。
ちなみに、セットされた退勤予定時刻が近づくと、赤文字で点滅して、退勤時刻が近いことが一目でわかるぞ。
退勤時刻になると、「退勤時刻です」という表示へ変化する。

退勤時刻の設定は自由に変更可能なので、タスク毎のタイマーとしても機能するだろう。簡易的なWebアプリではあるが、今後機能要望があれば発展させていく予定のようだ。

まとめ


いかがだっただろうか?
引き続き、hachiとtaroのアウトプットした事柄を今後も発信できればと考えている。次回は、我々の紹介や開発予定のアプリやプロダクトに関してご紹介できればと思う。それではごきげんよう。

(taro)

<参考文献>


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