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[エッセイ]私の中にある箱の中

(3)漫画漬けになった女子高生の話
元々、漫画であったり、アニメであったり大好きだった私ですが、暇を見つけては、いつも漫画雑誌を読みふけっていた。

「りぼん」「なかよし」「ちゃお」「少コミ」という少女漫画雑誌もですが「ジャンプ」「サンデー」「マガジン」←(いずれも週刊誌)を毎回買って読んでいました。

何処からそんなお金が?とか思われるかもですが、お小遣いと昼食代(お弁当を持っていって行かず、学食で食べてた)をうまく節約して、毎月(もしくは毎週の発売日)に備えてお金のやりくりをやってました。

「私から漫画を取ったら、何が残るよ?」という、とんちんかんな考え方していた訳ですね(笑)

前の記事にも書きましたが、私は勉強に対する苦手意識があったため、ほとんど勉強できてません。
点数も、何とか平均点を維持してるような感じでした。
これがどんなに辛かったか?とか、家族はどう感じていたかは分かりません。

今思えば、漫画は私にとって「精神安定剤」だったのかな?と、思っています。
と言いつつも、漫画家かアニメーターになりたくて、イラストを毎日描いてたころもあったっけな?
好きな漫画家さんのイラストを真似て描いてみたり、一番楽しかった時期って、多分高校生の頃かも?

もしも、夢を叶えていたら、今頃子供達と一緒に居なかったと思うと「それは、嫌だな」と思う自分がいるんですよね。
「あの時、こうしていたら?」とか、あんまり考えたくないです。
そうじゃないと、子供達の存在を否定する事になりそうだから。
子供達の存在があるから、多分今ツラくても生きていられてるのかもしれないから。

ちなみに、恋愛はというと、彼氏なしの3年間でした。
彼氏より漫画が好きな女子高生の私の話でした。


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