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おんぶのこと。
いわて子育てネット主催の「こんなこと伝えておきたい盛岡のあれこれ」地元塾事業『おんぶについて』に、参加してきました。
講師は、だっことおんぶの研究会 ベビーウェアリングコンシェルジュの先生。
おんぶを啓蒙する理由
きっかけは3.11。震災のときに沿岸の保育士さんが子どもたちをおんぶして逃げたそうです。それをうけて、一人でも多くの人たちにおんぶの技術を伝えたい、という想いで活動されてるのだそう。
台風などでも避難を考えるタイミングが増える中、子どもを連れて逃げることを考えると、安全で両手を離せるおんぶができると確かに安心。最近はSNSでも災害時のおんぶの啓蒙はよく目にするけど、実際の経験談から活動している方の話を直接聞くことで、改めて心に入ってきました。
幸せを感じるベビーウェアリング
「赤ちゃんを身にまとう」と直訳されるベビーウェアリング。
私は北極しろくま堂の兵児帯を愛用しています。産後、いろんな抱っこ紐を試着したけど、ぴたっと密着することで感じられる幸せが何ものにも変えがたい♡
軽くてコンパクト・ひとつで抱っこもおんぶもスリングも多様にアレンジできる・洗濯機でガラガラ洗ってすぐ乾く。いいところたくさんあるけど、何よりも、幸せを感じるから。これに尽きる。
今日もらったテキストには「赤ちゃんに安心感を与えられる」って書いてあったけど、赤ちゃんだけじゃないよ、抱っこする側も安心・幸せ。
ここからは、話を聞いた私の3つの気付き。
気付き①おんぶでお母さんの身体の動きをダイレクトに感じる
講師の先生の経験談。
実際におんぶをしながら二人のお子さんを育てているそうなのだけど、ある日おんぶしていて硬い瓶の蓋を開ける場面があったそう。すごく力を入れて瓶の蓋を開けてたら、後ろでお子さんも力んで踏ん張っている。最初はうんちしてるのかな?って思ったんだけど、どうも、一緒になって身体に力を入れていたみたいなんですね〜。とお話されていました。
肩越しにお母さんと同じ景色が見えるからいいよ〜とか、お料理の音や匂いを感じられるからいいよ〜っていうのは聞いたことあったけど、お母さんの身体の動きをダイレクトに感じてるっていうのは、新しい気付き。
気付き②日本人に合ったおんぶ
日本のおんぶは肩越しに顔が見える高い位置。
アフリカでは骨盤が前傾して腰が大きく突き出る体型だから、腰の上に赤ちゃんを乗せるように低い位置でおんぶする。
日本には日本の、昔から伝わる育児の知恵だなあ、と改めて。
気付き③横抱きには注意ポイントあり
産院の先生が新生児期から縦抱き推奨だったので、横抱きはほとんどしなかったんだけど、だっことおんぶの研究所でも、縦抱き推奨のよう。横抱きがいけないわけじゃないけど、気をつけないと崩れた形になりやすいから。私も正しい横抱きについてはちゃんと教わったことがなかった。
腕で浮き輪をつくるように。密着している側の足を潰さないように。これは、最初に教えてほしいな〜。
ちなみに、正しい抱っこ紐の使い方として紹介されているT.I.C.K.S.というチェックポイントがあるのだけど、私はこれのI.C.がお気に入り。
I : In view at all times 常に赤ちゃんの様子が見えること
C : Close enough to kiss キスができるくらい近く
3つのToDo
①ずり落ちてこないおんぶ
最近、毎日夕方からおんぶして家事してるんだけど、20〜30分すると少しおんぶの位置が下がるのが解決したい課題だった。今回実技の時間に先生に高い位置へ修正する際のポイントを聞いたので、実践してみる。
②おんぶ紐は足を入れないで使う
足を入れる穴があいてるおんぶ紐が義実家にあるのだけど、使い心地が少し気になっていた。あれは、足入れる場所を無視して使ってみるといいみたい。やってみる。
③子どもをみる
子どものことをよくみて、応えてあげること。大切。
遊ぼう〜って寄ってきたら、ながら遊びじゃなくて100%子どもに向かうように意識しよう。
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