【ラテアート歴7年】スチームミルクの練習方法【スチーミング編】
こんにちは!OneCupLab.です!
今回は前回に引き続きスチームミルクの練習方法について勉強していきましょう。
スチームの手順
ミルクスチームの手順は以下の通りです。
・ピッチャーにミルクを準備する
・スチームの空出し
・スチーミング(泡入れ・攪拌)
・スチーミング終了(温度到達)
・スチールノズルの手入れ(空出し・拭き上げ)
順番に確認していきましょう。
ピッチャーにミルクを準備する
スタート前のミルク計量は重要です。
詳しくはこちら↓で解説しています。
スチームの空出し
ミルクの準備ができたらスチームの空出しを行いましょう。
行う項目は下記の通りです。
・スタンバイランプ点灯を確認(マシンが温まっているか)
・ノズル内の水分を飛ばす(スチーム空出し)
スチーミング開始
いよいよスチーム開始です。
スチーミングの手順は大きく分けると下記の流れになります。
・泡入れ
・攪拌
泡入れ
名前の通り泡(空気)を入れる作業です。
スチーム開始後、すぐにピッチャーを下に下げていきましょう。
するとノズルの先端が表面に出てきて空気を取り込んでくれます。
このときのポイントは2つ
・音を聞きながらピッチャーを下げる
・時間をなるべくかけない
思い切りピッチャーを下げてしまうと「ボゴボゴッ」とか「ザザザッ」という音と共に大きな気泡が大量に入るので、ボコボコした粗いフォームになってしまいます。
ピッチャーを徐々に下げていき、「チチチッ」という細かい音を立てながらかさを上げて(空気を入れて)いくのがいいですね。
また、時間を慎重になりすぎて泡入れに時間をかけすぎてしまうと、あっという間に温度が上がってしまうので、丁寧かつ素早く行うのが理想です。
このくらい下げれば「チチチッ」と鳴るという感覚を掴めるまで練習しましょう!
どのくらい泡を入れる?
これは描きたいアートによって変わってきますが、1.3倍のかさになるように膨らませるのが標準的です。
リーフを何枚も描くような手数の多いアートや、スルスルと流すように細かいラインを重ねていくアートには1.2倍くらいのゆるさでもいいですね。
逆にカプチーノのようなもっちりとした泡を楽しむなら1.5倍まで膨らませても良いでしょう。
攪拌
泡入れが終わったら次は攪拌です。
攪拌は混ぜ合わせるという意味です。
前半で取り込んだ空気は液体よりも軽いので、ピッチャーの上の方に集まっています。
液体(ミルク)の上に空気が乗っかっている2層構造の状態ですね。
これをスチームの圧力でかき混ぜることで、液体と空気が均等に混ざり合ったトロトロミルクを作っていきましょう。
といっても、作業自体は単純で、ノズルを沈めた状態のままひたすらスチームするだけです。
注意点は下記の通りです。
・ノズルを沈めすぎない(表面すれすれをキープ)
・ミルクが回転するポジションに固定する
ポジションについてはこちらをご覧ください↓
スチーミング終了
スチーム終了のタイミングは60~65℃の温度に到達したときです。
ぬるめが良ければ60℃くらい、熱めなら65℃くらいです。
温度計がない場合は、ピッチャーに手を当てて確かめます。
・60℃→まだ触れていられる
・63℃→もう放さないとヤケドする
・65℃→一瞬しか触れられない熱さ
個人差がありますので最初は温度計があるといいですね。
(デジタル推奨)
スチームノズルのお手入れ
スチーム終了後にやることは2つ
・ノズルの拭き上げ
・スチームの空出し
数秒たりとも放置してはいけません。
スチームが終わったらすぐに行いましょう!
(放置したり拭き残しがあると固まって後で苦労します)
ノズルの拭き上げは、乾拭きではなく水で湿らせたタオルを使いましょう。
ミルク汚れがしっかり拭き取れますよ。
動画もあるよ
ポイントをおさえてマスターしましょう!
それではまた!