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共同生活における『音問題』について考えてみる。ロンドン治験日記『入院11日目』
どうもみなさんこんにちは!現在ロンドンで人体実験中のはっちーです。
今日もロンドン入院日記書いていきます!今日で11日目!
10日目の日記はこちらから
2024年11月7日
今日ももちろん暇なので自然に起床!朝の検査を終えて、10時には自由時間です。
日記に何を書こうか考えながら共有スペースへ向かうと、同じグループの女性たちが神妙な面持ちで話していました。
Aさん「昨日の夜…聴きました?」
Bさん「はい。ほんとやばいですよね」
ここで入るのも野暮かと思いつつ、さすがに気になるので聞いてみます。
僕「どうしたんですか?」
Bさん「昨日の夜、ずっと『ピピッ』っていう電子音が鳴ってたんですよ。気がつきませんでしたか?」
僕「いやぁ……全然気づかなかったです。笑」
Aさん「私そのせいで全然寝れなくて……いびきもうるさいし」
Bさん「本当にどうにかしてほしいですよね」
Aさん「先週まではこんなことなかったのにね」
ついにきました、音問題。
今回の治験は大部屋なので、いつかは起きるだろうと思っていましたが……。
僕は共同生活に慣れてるのでまったく問題ないのですが、人によっては相当なストレスになっているみたいです。
Aさんは割と神経質なこともあって、「もしこれが毎日続くならもう治験を辞めたい」とまで言っていました。
まあ常識的に考えて、他の人が寝ている深夜に電子音を鳴らすのは普通によくないですよね。笑
ただ『そういう人が人が同室になることもある』というのが共同生活なんです。
今回の原因は、3日前の月曜日に病室の人が増えたこと。
僕の肌感覚ですが、基本的に音の問題(いびき、生活音など)は男性から発生します。
だから男側が共同生活に慣れていれば、こちらが気をつけることで基本的に問題は起こりません。
ですが今回は不運にも、新しく入ってきた人たちが全員男。それもいびき持ちというなかなかに厄介な状況でした。
まあ正直、寝てる間のいびきは本人もわからないのでどうしようもないです。
「夜寝るときにいびきをかいてしまうので、ご迷惑をおかけするかもしれません」と事前に伝えておくか、いびき対策をするくらいしかできることはないですよね。
ただ今回は違います。深夜に電子音を鳴らさないようにするのは、自分の努力次第でなんとでもなること。
『できない』ではなく『しない』。
「自分の行動が周りに与える影響を考えられない」=「人の気持ちが考えられない」ということです。
共同生活において一番厄介なのがこのタイプでしょう。
自分は周りを気にしないので幸せなんですが、周りの人間はその影響でどんどん不快になっていきます。
それが合う人ならいいですが、合わない人だとまあまあ地獄なんですよね。
今回はそれが同じ病室で起こってしまいました。アーメン。
正直僕はこの治験が始まってから、『生活』という面において不満を持ったことはほとんどありませんでした。
それはただ単に僕が共同生活に慣れすぎていただけで、普通は違うんだと思います。
この日記を書き始めてから「治験面白そう!」「治験やってみたい!」というメッセージをたくさんいただきました。
個人的には新しいことばかりで最高に楽しいし、時間と興味があればぜひおすすめしたい!
……のですが、一方で今回のような一面もあります。
本音を言うと、これは日記に書くようなことなのか迷いました!
僕にとっては何でもないことだし、わざわざここに書くまでもないんじゃないかと。
だけどAさんがすごく大変そうなのをみて、人によってはとても大きな問題になるんだなと認識を改めることにしました。
もしパートナーができたら、その辺は事前に打ち合わせしとこうかな!!!全然予定ないけど!!!
ということで今日は、共同生活における音問題について書いてみました!
今回は病室でしたが、これはカップルや夫婦、家族でも起こり得る問題だと思います。
もし今まさにこの問題で悩んでいる方、ぜひこれをきっかけに相手と話し合ってみてください!
これから治験に来る予定の人は、耳栓かイヤホンを忘れずに持ってきましょう✌️
今日も読んでくれてありがとうございました。
それではみなさん、Have a good night!