舞台芸術への愛忘れずに奮闘 ~インタビューリレー④ 憂理~
ゲスト紹介
芸名:憂理
神戸大学国際人間科学部1年生
今回の公演では、役者・宣伝美術・舞台美術を担当する。
幼少期から舞台を愛するだけあって、演劇に対する真摯な姿勢は尊敬に値する。高い集中力をもって稽古に臨み、葛藤しつつもヒロインを見守る穏やかな母親・尚美の人間像を立体的に作り上げている。
本編
〈演劇トーク〉 ~演劇が好きな方・公演に興味を持ってくださっているあなたに~
ー 今回の役どころ/スタッフの仕事を教えてください。
ヒロインの母の尚美を演じています。スタッフとしては宣伝美術と舞台美術をやっています。
ー脚本を初めて開いたとき、どんなことを思いましたか?
とにかく派手!と思いました。
ー『夢中』の魅力や見どころは何ですか?
一幕と二幕のそれぞれの物語が重なっているところです。
ー演劇を始めたのはなぜですか?
元々ミュージカルやバレエなど舞台が好きだったことと、お芝居をやってみたいという気持ちはあれどタイミングが掴めずにいたので、大学が最後のチャンスかもしれないと思って始めました。
ーどんな役をやってみたいですか?
自分と何もかもがかけ離れた役をやってみたいです。
ー稽古前に聴く音楽/勝負曲はありますか?
気分によって変わりますが、最近はBUMP OF CHICKENの「ハンマーソングと痛みの塔」がお気に入りです。
ー影響を受けた演劇はありますか?
小さいころに見た音楽座の「リトルプリンス」です。舞台が好きだ!と明確に感じたのはこの時だったと思います。
ー稽古場の雰囲気はどのように感じていますか?
稽古中の適度な緊張感と休憩にメリハリがあって集中しやすい環境だなと感じています。
〈文化トーク〉 ~文化的なことが好きなあなたに~
ー好きな役者、芸能人はいますか?
長澤まさみさんです。
ーもし他の芸術表現型部活をやるなら、何をやってみたいですか?
神大の美術部凌美会に所属しています!私は主に油彩画を描いてます。きちんとした技術や知識は持っていないのですが、ただただ自分の好みに従ってイメージを形にする時間が楽しいです。最近は全く描けていないので、そろそろ題材を決めて描きたいですね…
ーおすすめの本を紹介してください。
私のおすすめの本は恩田陸さんの『麦の海に沈む果実』です。サスペンス・ミステリーですが、ゴシック小説のような独特な雰囲気が魅力的で凄く引き込まれます。また個人的に恩田陸さんの本の雰囲気は演劇好きに刺さるのではと感じています。ちなみに私の芸名はこの小説に出てくる登場人物が由来です。
〈大学トーク〉 ~共感できる話題もあるかも?~
ー大学のお気に入りスポット、景色が綺麗なところを紹介してください。
私が通っている鶴甲第2キャンパスは大学で一番高いというところにあるだけあって、そこから見る景色がとても綺麗です。
〈雑談コーナー〉 ~尊敬している人は?息抜きは?~
ー尊敬している人は誰ですか?また、その人から受けた影響を教えてください。
作家の上橋菜穂子さんです。物事の捉え方や考え方はかなり影響を受けたと思います。
ー趣味/息抜きの方法を教えてください。
読書とゲームです。物語に没入することが好きです。
〈最後に!〉
ー改めて、公演に向けた意気込みをどうぞ!
まだまだ足りないものだらけですが、ちゃんと「夢中」の世界の一部になれるよう頑張ります!
神戸大学演劇研究会はちの巣座
40期卒業公演
『夢中』
3/1 11時~&16時~
3/2 11時~
神戸大学シアターD300にて。
料金は500円+カンパ制です。
ご予約は以下のフォームから可能です。