火星探査の夢と人類

火星への着陸が成功したそうですね。
10年かけて火星へ行って、10年かけて地球に帰ってくる。
銀河系の大きさと、その何倍もある宇宙の広さを感じました。

火星探査の先にあるのは多分、火星を始めとする地球以外の惑星への移住計画とか…?

地球温暖化や生態系の乱れでこのままいくと地球は住めなくなる、住める場所がかなり減ると聞いたことがあります。

それが惑星の自然なサイクルなのか、人間という生き物のせいなのか、科学的な事は詳しく分かりませんが、多少なりとも人間の影響はあると思います。
住めなくなるなら地球ではない星に住みますって言うのは無責任な気がしますね…。

地球で誕生し、地球で文明を築き、地球で栄えてきたからこそ、地球と運命を共にするべきだと思うんです。
地球が滅んでしまうなら人類はそこで絶えるべき種族だったという事です。

地球から出て、他の惑星に行って、今度はそこを住めなくしてしまわないでしょうか…。次の場所、また次の場所…そうやって銀河系を全て環境悪化させてしまうんじゃないでしょうか。

火星や月の移住は凄くロマンがあるし、実現したら楽しいだろうなあ、とは思います。
でもそれは、言い方は悪いですが「地球を捨てる」という選択肢であってはいけないと思います。

地球を守るために、地球に対して増えすぎてしまった人間を少し他の惑星に引っ越してもらう。
あくまでも拠点は地球だけど、地球の環境を改善するために少人数で地球に住む。
そんな感じになるといいですね。

きっとまだまだ先のことです。とりあえず、10年後まで火星の様子は分からないし、私が生きているうちに何かが変わるかはわからない。
凄く先の長い研究です。生涯をかけてそこに携わっている方々を尊敬します。

小学生の頃、火星は気温差が激しくて、とても住むことなんて出来ない、着陸も難しいと習いました。でもそれから10年。火星に手が届きました。
水や生命の痕跡も見つかっています。科学の進歩って凄いな、と感動しつつ、人間以外の生命体がどこかの星で文明を築いているかもな…とワクワクしますね。

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