【詩小説】都合のいい女
「 クソったれ…」
スマホの画面みつめボヤいた…
でも打った文章は
「わかった!大丈夫 気にしないで」
ため息と共に送信する
ワガママ言わず
物わかりのいい
アナタの都合に合わせる
自分の意見など持っていない
アナタにとって都合のいい女
それがワタシ…
自分の気持ちを言える関係に憧れる
でも…でも…
怖くて できない…
嫌われると思ってしまう
捨てられるって思ってしまう
アナタがワタシの前から
消える
そんなの耐えられない
アナタがすべて だから
都合のいい女で かまわない
アナタが隣にいてくれるのなら
それでいい…
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#152
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