【声劇サシ劇台本】罪の海に溺れて
※ベッドの上での大人な会話劇
濡れ場は無いに等しいです!!
オブラートに包みまくって表現してあります
男女でも同性同士でもできます
口調変更、性別変更OK
[人物紹介]
女🌷 女性または不問1
未婚者
相手のことを貴方と呼んでますが共演者の名前にしていただいてもOKです
男🍀 男性または不問1
妻子持ち (家庭持ち) 既婚者
相手のことをキミと呼んでますが共演者の名前にしていただいてもOKです
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女🌷:貴方と肌を重ねる
男🍀:キミと肌を重ねる
女🌷:一度 入(はい)り込んでしまったら
男🍀:抜け出せることも無く
女🌷:深みへと…
男🍀:深みへと…
女🌷:貴方を求め
男🍀:キミを求めた
女🌷:激しく…
男🍀:激しく…
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女🌷:
貴方は裸のまま、なぜか私側のベッドサイドのペットボトルに手を伸ばし取ろうとする
「貴方の飲み物は、そっちのベッドサイドにあるじゃない」
男🍀:
「キミのがいいのさっ♪あれ?手が届かないなぁ~ おっとと〜」
と わざとらしく よろめきキミの膝に顔をうずめた
女🌷:
「ほらコレが欲しかったんでしょ?言ってくれれば取ってあげたのに」
男🍀:
「キミで溺れて逝(い)けたなら…」
女🌷:
「他人(ひと)の膝に顔うずめながら何言ってるんだかっ…」
男🍀:
「このまま逝(い)けたなら…キミで溺れたままって言ったのさ」
女🌷:
「冗談でしょ? 私に?!
私が貴方で溺れているのに…」
男🍀:
「俺たち互いが互いに溺れてる。
いい関係だな」
向きを直して彼女の顔を下から眺めながら言った
女🌷:
「いいえ、違うの。お互いじゃない!!」
男🍀:
「ああ、そうだな俺のほうがキミに夢中で溺れてるからなっハハっ」
女🌷:
「また私を苦しめるのね…そうやって苦しめるのね…」
男🍀:「………」
女🌷:
「もういいの…妻子持ちに溺れた私がバカなんだから…」
男🍀:「すまない…」
女🌷:
「謝らないで。惨めになるじゃない」
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男🍀:「また、黙ったまま涙だけ流す」
女🌷:「うるさい…」
男🍀:
彼女は、俺の顔にポタポタと涙を落とした
俺は声を殺して泣く彼女を引き寄せキスをする
「ほら、おいで」
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女🌷:
「貴方に苦しめられるなら呼吸も出来ないぐらいの熱い抱擁(ほうよう)をちょうだいよ。ねえ」
私は彼に身を委(ゆだ)ねる
男🍀:
「藻掻いても藻掻いても息ができないぐらいキミの海で溺れさせてくれよ。なあ」
女🌷:貴方と肌を重ねる
男🍀:キミと肌を重ねる
一度、入(はい)り込んでしまったら
女🌷:抜け出せることもなく
男🍀:深みへと…
女🌷:深みへと…
男🍀:彼女を苦しめていることは理解している
女🌷:これが罪だと言うことは、わかっている
男🍀:手放すことはできない…
女🌷:離れることができない…
男🍀:
俺のしていることは傲慢(ごうまん)だ
女🌷:
彼の家族、周りの人 皆んなを悲しませてる
男🍀:
俺の罪は深いし謝って許されることではないだろう…
女🌷:
でも…私だって悲しんでるし苦しんでるのよ
男🍀:ならばいっそ このまま
女🌷:ならばいっそ このまま
男🍀:キミで溺れて
女🌷:貴方で溺れて
男🍀& 女🌷:逝(い)きたい