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家族間の中で調整役をやっている人

共依存の人は家族間の中で調整役をやっている人が多い
そもそもが家庭のバランスが悪かったり
子どもらしくありのままの自分で安心して過ごせなかった結果

家族のバランスを保つよう気を使い
まわりの顔色を伺ってしまうようになる
多少繊細なタイプの子どもだったら
そうなることは自然ななりゆきだと思う

私も、そのようになった

家族の雰囲気が悪い時は、存在を消したり、わざと明るくふざけたりした
気がつくとそれがしっかり定着しちゃっていた

姉が精神疾患になった時も
家の中が大変なことになったから支えることに何の疑問もなかった

同時に祖父や祖母の介護にもかなり関わってきた
母親もしんどいだろうし、私に手伝って欲しいんだろうと思いを汲んできた

そうしないことは、
家族を見捨てることになると思っていた

そして、頼りにされているのがどこかで嬉しかった
家族の中でうまくやっていることに充実感もあった

うまくいっている間は気付かないんですよね

その間、ちゃくちゃくと
共依存関係が出来ていってるって

でも、その関係性ではだんだんしんどくなってくる

しんどくなるのは
関係性がしっかりできてから、抜け出せなくなってから

なんで私ばっかり頼るの
私ばっかりしんどいめしないといけないの、
私ばっかり我慢しないといけないの

でも、それは自分が選んできた行動の結果

自分がやめればいいだけなのに
母親が、姉かわいそうだから、とか理由をつけて結局やめない

もう、その時点で明らかなのは
他者からの評価でしか自分の価値を感じられない
他者の意志や行動からの反応でしか自分のことを決められないってこと

家族っていう呪縛というか洗脳から自分を取り戻すためには
人をダシにせず自分で自分の気持ちや感情を大事にしていくしかない

そこには何の理由も正当性もいらない
相手のことは相手のこと
自分のことは自分のこと

お互いに期待も責任も背負うことはない
自分の人生は自分のことをやるだけで
精一杯なはずだし、それで、十分なんだけれど

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