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【旅レポ】 すべての始まりの地へ。 【鹿島神宮】
ライフイズジャーニー!
今回は、今年の7月に行った茨城県鹿嶋市の鹿島神宮の記事ですぞ。
初めて行ったのは4年前。現時点で3回ほど行ったのですが、これからも行き続けるでしょうね。間違いなく。
鹿島神宮は、神話最強の武神として語られる武甕槌大神を祀っています。
剣、雷、地震、相撲の神とされ、圧倒的な強さで邪魔者を倒すことから「勝負運」のパワースポットとされています。
・・・
ではでは、いきなり始めますが、まずは楼門。
神聖な領域の入り口となる大きな門ですね。
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これがまた大きくて立派。
というより、鹿島神宮にあるものは基本的にデカいんです。
写真だと楼門が大きくて分かりづらいんですが、手前に写ってる石灯籠も大きかった。
これは余談なんですが、鳥居や神社境内の建物が朱色なのは「魔除け」や「不老長寿」を象徴する色だと考えられていたからだそうです。
はい、ためになったね〜。(もう中学生っぽく)
楼門を抜けた先に、茅の輪がありました。
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夏越の祓というわけで、半年間の溜まった悪いエネルギーを落としました。
※夏越の祓とは。
半年の間に溜まった穢れを落とし、残りの半年の息災を祈願する神事。6月末頃から行われる。
1〜2回目のときには無かったんですが、3回目の参拝で遭遇。1回目に行ったのは5月。2回目に行ったのは9月だったので、そりゃ無いか。
これまた余談なんですが、年越の対にあるのが夏越です。
年越しでは、新年に向けてしめ飾りや門松を飾ったりする家庭が多いと思いますが、あれは年神様をお迎えする風習の名残ですね。
年神様とは「来訪神」の一つで、新しい年に幸せを運んでくれると考えられている神様の一人です。
対にある夏越しの神様は、誰なんじゃろ?と思って調べると、水神様でした。
「水は命の源であり、不浄や穢れを清める力がある」
というわけで、茅の輪くぐりをして水神様に清めてもらいました。
ちなみに、もうあと1ヶ月もすれば年越の祓ってことで、茅の輪くぐりできますよ。
へーい!話が逸れたので、戻します。
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立派な杉の木が生え揃った道を進むんですが、どの木も御神木クラスで大きい。
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晴れた日に、奥参道で空を見上げてカメラのシャッターを切るだけでエモーショナルな写真が撮れます。本当にエモいぜ・・・。
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鹿島神宮で有名なハートの形に見える木。
現時点で3回ほど行ってるけど、ほとんどの人がスルーしてたんで本当に有名なのかな?
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ここねえ!子鹿がねえ!!可愛いよ!!!
すぐそばにある売店で買ったご飯をあげることも出来ます。
ちなみに子鹿はねえ!母親のお乳飲んでて可愛いよ!!!
鹿園を抜けると奥宮が出てくるんですが、お参りするだけして写真を撮るの忘れました。(お前ってやつはいっつもそうだよな!?)
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御手洗池は写真スポットなので、カメラを構えてる人がたくさんいましたね。インスタなんかで綺麗に撮れた写真を上げてる人がたくさんいますけど、僕には写真のセンスがないので・・・ぐぬぬ。
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池の中を優雅に泳ぐ錦鯉。たぶん金黄写りという種類。(自信ない。)
鯉って色々な柄があってすごく魅力的。
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大暴れして地震を起こす大鯰を、踏みつける武甕槌大神。
大鯰が泣いてるように見える・・・。
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地震を鎮めていると言われる要石。
「え、こんなもんなの?」と思いましたけど、かつて徳川光圀の命により、七日七晩も掘り続けたのにその大きさを計り知ることは出来なかったそうな。
(こんなもんなの?って思ってすいません・・・。)
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森林に囲まれてて、空気がとても良いです。
「空気がうまい!」って初めて思ったかも。
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鹿島神宮と言えば、湧水茶屋「一休」の三色団子。(※写真は4年前のもの。)
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これは見逃してしまいがちなんですが、楼門の手前にある手水舎の脇に抜けられる道があるので、その先へ進むと出会えます。やーん、かわいい。
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2時間ほどの滞在で、気持ちはすっきり晴れやか。今回もまたありがとうございました、とお礼を伝えて帰りました。
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さあ、今回もタイトルの回収をしていきます。
冒頭では書かなかったんですが、鹿島神宮は「すべての始まりの地」と言われています。
なぜそう呼ばれるようになったのかというと、僕をその世界観に交えつつ書いていきます。(えっ、なんで?)
ー 神の国【高天原】 ー
武甕槌「日本に行って、出雲にいる大国主命から国譲りしてもらうように任されちまったわ」
ふわり「武甕槌さん、国譲りってなんですか?」
武甕槌「簡単に言えば、日本列島の支配権をくださいって交渉してくる」
ふわり「ほう。そんな凄いことできるんですか」
ー 日本【出雲】 ー
武甕槌「大国主よ、国譲りしてくれ」
大国主「息子2人の判断に任せるよ」
八重言代主「長男的にはいいよ」
建御名方「次男的にはだめ。相撲で勝負だ」
ふわり「のこった、のこった!」
武甕槌「どっせい!!!」
建御名方「参りました」
武甕槌「なら交渉成立ということで」
ー 日本【鹿島】 ー
武甕槌「この土地めちゃめちゃいいなぁ。ここに住もう」
ふわり「武甕槌さん、いつまでこの土地にいらっしゃるつもりですか?」
武甕槌「この土地で天寿を全うするまで」
ふわり「そうですか。全うしたら高天原に帰ってきてくださいよ」
時は流れ、天寿を全うした武甕槌は鹿島の土地から高天原へと帰った。
ー 日本【和歌山】 ー
彦火火出見「我、軍を率いて大和と呼ばれる素晴らしい土地へ、平定する旅の真っ最中」
ふわり「長旅おつかれさまです。平定ってなんですか?」
彦火火出見「賊を討ち取り、勢力を拡大。そしてその土地を安らかにすることだって辞書に書いてあるけど、良き地を求めているだけよ」
ふわり「なるほど。……あ!あんなところに熊野の荒ぶる神だ!逃げろ!」
巨大熊「いきなり出てきてごめんだけど、前通りますよ」
彦火火出見「ぐわっ!前を通り過ぎただけなのに、とてつもない妖気だ!まるで毒のように体を蝕んでいく……。もうだめだ……。我が軍、いま窮地……」
武甕槌「むむっ、何やら日本の地で窮地な者がいるようだ!でも今は神の国にいるから行けない!どうしよう!あ、そうだ!韴霊剣を、あの眠ってる男に向けてポーイ!」
高倉下「スースー……」
武甕槌「もしもし……聞こえますか……いまあなたの夢の中にいます……目を覚ましたら彦火火出見に剣を渡せよな……約束だぞ……」
高倉下「んはっ!?俺は剣を渡すだけで主人公になれないのか!?まぁいいや、渡しにいこ」
彦火火出見「ぐうぅ、息が苦しい……。このまま妖気に当てられて死ぬのか……」
高倉下「あのぉ、すいません。なんか夢の中で武甕槌って神様があなたにこの剣を授けろと」
彦火火出見「なんだこの主人公感のある剣は……」
ふわり「それはあなたが初代てんの……おっと、これ以上はまだ言っちゃいけないんだった」
彦火火出見「剣を握ったらめちゃくちゃ元気になったのでこのまま進軍だ!」
巨大熊「こりゃ敵わん!逃げるが勝ち!ひーん!」
八咫烏「……全て見せてもらったぞ」
彦火火出見「あなたは?」
八咫烏「私は導きの神である。この先の道案内をしよう」
その後、八咫烏の案内で大和の国に到着した彦火火出見は無事に平定を成し遂げ、初代の天皇「神武天皇」として即位したのだった。
彦火火出見「そうだ!いま生きているのも武甕槌大神のおかげ。鹿島の土地に神宮を建てるぞ!」
・日本を平定した武甕槌大神が根付いた土地
・初代天皇を救った神が見守る土地
ということで「すべての始まりの地」と呼ばれています。
日々の生活の中で溜まっていくマイナスエネルギーを、すべての始まりの地でリセット。
いい人生を送るために、いつも気持ちは晴れやかに。
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