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zairai [花酛 hanamoto] を楽しむ
在来の植物とお米で醸すシリーズ。
この花酛hanamotoは、haccobaのアイデンティティとも言える、東洋のホップ・唐花草を使った「花酛」のお酒です。
いままでは、「水を編む」という商品としてこの花酛のお酒を表現していましたが、今季からは装い新たにzairaiシリーズで発売させていただきます。
引き続き、地元農家さんたちのお米の味、生き様を、お酒を通して最大限伝えていく "地酒"をつくりたいという思いはそのままに、今回は、南相馬市原町区の「あいアグリ太田」さんのコシヒカリを使わせていただきました。
なぜ「水を編む」からリニューアルしたのか
定番酒の「水を編む」、実はhaccobaの中でも、体感では一番ファンの多い銘柄です。
ただ、より多くの方にこの味わいを楽しんで頂くために、2つの課題を抱えていました。
1つは、定番銘柄ながら販売価格を抑えられずにいたこと。
「水を編む」のラベルは2枚貼りになっていて、1枚目を剥がすと詩が出てくるという、心くすぐられるギミック。
お気づきの通り、質の良い紙を使い2枚貼り。それだけでも原価がかかっているのに、手作業でのラベル貼りが本当に大変で、作業コストも通常の3倍以上かかってしまう…。
そしてもう1つは、定番銘柄が増えていく中で、銘柄の立ち位置を分かりやすくしたい。
今季から定番銘柄を増やす判断をしたのですが、ただ増やすだけでは分かりづらいかもと思い、「zairai」としてシリーズ化することに。
「自信を持っているお酒だからこそ、より多くの方に飲んでいただきたい。」
ぜひ新しく生まれ変わった “zairai [花酛 hanamoto]” をよろしくお願いいたします。
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このお酒の特徴
今回は、南相馬市原町区のあいアグリ太田さんの自然栽培米「コシヒカリ」が主役です。
少し前からコシヒカリで自然栽培に挑戦しており、そのお米を2022BYから使わせていただいておりました。お米をあまり磨かないことで、自然栽培ゆえの綺麗な旨みを余すことなく表現しています。
黄麹由来のジューシーな旨み、白麹由来のキレのある酸味、唐花草由来のやわらかなハーバルなニュアンスを感じていただけると嬉しいです。
今年は、和梨のような穏やかな青々とした香りと、柔らかな旨みや酸味が広がり、みずみずしい味わいに仕上がりました。昨季よりも少しドライ目な印象かなと思います。冷やして飲んでも、お燗で飲んでも、最高です。日常の食卓にぜひ!
おすすめの飲み方
冷蔵庫で冷やして保存してください。
おすすめの温度は、8〜10度です。
和食から洋食まで幅広いお料理と一緒にお召し上がりいただけるかと思います。
開栓後の保存方法
簡易的に再栓できる王冠栓を使用しておりますので、一度開けた王冠を再度蓋としてご利用可能です。
もし、ワインやシャンパン用のストッパーをお持ちの場合は、そちらで栓をしていただくことをおすすめします。
「ストッパーを持っていないけど、王冠を捨ててしまった!」という場合は、サランラップという裏技でも対応出来ますよ。瓶の口をサランラップをぴったりと被せ、首の部分を輪ゴムで止めるだけ。お試しください。
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