LAB17_わらわらしやがれ を楽しむ
haccobaLAB_× 髙崎のおかん・つちや農園
福島県猪苗代で代々米づくりを行う「つちや農園」さん。つちやさんの田んぼでは、毎年、オリジナルのはざ掛けを行っています。それはまさに、田んぼに現れる巨大な立体幾何学の農民藝術。今年は「ヤマタノオロチ」という題でつくられたそうです。そのつちやさんの田んぼ全てをお酒で表現できないかと考えて、できたのがこのお酒。
東京・池尻大橋にあるお燗の名店「髙崎のおかん」の店主・高崎丈さんと一緒に、冷でも燗でもおいしい味わいの可能性を探りました。
自然栽培でつくられた「ササシグレ」を94%精米と通常の食用よりも磨かず、燻製した稲わらを一緒に発酵させ、スモーキーな香りをまとわせたお酒に仕上げました。
常に自由な発想でお燗の常識を覆す、丈さんいわく「お燗の常識、非常識」。
そんな、常識にとらわれない挑戦を一緒に楽しみませんか!
タイトル「わらわらしやがれ」について
「わらわら」は山形など東北の一部で使われる方言で「急いで」という意味。今回のお酒は、クラフトサケとして冷でも燗でも美味しい、そして熟成しても美味しいかもしれない(未知数)、そんな味わいを目指しました。
"急ぎたいならそれでもいいけど、そんなに急いでもしょうがないよ。
じっくり待つのも良いかもよ。"
というメッセージを込めてみました。
また、最後に稲わらの燻製で仕上げているので「わら=藁」「しやがれ=仕上がれ」という言葉遊びもしてみました。
このお酒の特徴
- 稲わらの燻の余韻を楽しむ、田んぼを丸ごと表現したお酒 -
2022年春、髙崎のおかんで、偶然つちや農園の柏木智帆さんと出会ったところから、この酒づくりはスタートしました。
その後田んぼにも伺い、つちや農園さんの愛情やかっこ良さに触れ、あれよあれよとコラボレーションをさせていただくことに。
髙崎のおかん店主・髙崎丈さんから、「お燗でも美味しいクラフトサケをつくりたい」というお話をいただき、下記2つを軸にお酒をつくることを決めました。
・今まで挑戦したことのないレベルで磨かないお米を使う(精米歩合:94%)
・つちやさんの農民藝術的なはざ掛けも表現するため、稲わらを使う
そこでふと、スモークビールの「ラオホ」をヒントに、燻製香をまとわせてみたら美味しいのでは、と稲わらを燻製することしました。
冷やして飲むと、青りんごのような爽やかな香りが広がり、常温に近づけて飲むと、余韻の燻製香を一番感じやすいです。
そして熱燗で飲むと、ミルキーな香りとともに酸味が引き立ち、テクスチャーもとろみが出てきます。
自然栽培米「ササシグレ」の妖艶な力強さを、さまざまな温度帯でお楽しみください。
おすすめのお料理と飲み方
おすすめのお料理に関しては、「髙崎のおかん」の髙崎丈さんが、現在いろいろなペアリングの可能性を探ってくれています!
後日アップしますので、お楽しみに!!
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丈さんに、お家でも楽しめるおすすめのお料理を伺いました。
丈さんいわく、油との相性が良いそう。
バターで焼いた帆立やイカ、野菜のフリットなどもおすすめとのことです。
もちろん、「髙崎のおかん」では、素晴らしいお料理とのペアリングで提供いただいていますので、機会があればぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
冷蔵庫で冷やして保存してください。
冷やでお飲みいただく場合は、7〜9℃がおすすめです。
そのまま、常温になるまで待っていただくと、燻製の余韻をより感じていただけるかとおもます。
お燗も、とろみがでて、冷やとはまた違った味わいをお楽しみいただけます。
※酵母の活性により、中身が吹き出る可能性があります。よく冷やし、ゆっくりと中のガスを抜くように開栓してください。
※瓶の底にオリ(お酒の成分) が沈殿している場合があります。開栓後、注ぐ前にゆっくりと瓶を逆さにし、中身をまぜるとより美味しくいただけます。
開栓後の保存方法
簡易的に再栓できる王冠栓を使用しておりますので、一度開けた王冠を再度蓋としてご利用可能です。
もし、ワインやシャンパン用のストッパーをお持ちの場合は、そちらで栓をしていただくことをおすすめします。
「ストッパーを持っていないけど、王冠を捨ててしまった!」という場合は、サランラップという裏技でも対応出来ますよ。瓶の口をサランラップをぴったりと被せ、首の部分を輪ゴムで止めるだけ。お試しください。
他にも素敵なアイディアがあれば、ぜひ、 #haccobaの楽しみ方 で、インスタグラムやTwitterに投稿して教えてください!
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