確定申告の思い出
タイトルに突然どうしたの?と思った方は、「前置き」からどうぞ。
前置き
興味のあることのひとつに、お金の話があります。
生活するのに必要なものであるにも関わらず、なぜかこの話を持ち出すのは心のハードルが高く、気軽に話せる相手がいない、そんな思いを抱いているのは私だけでしょうか?
知り合いだらけのSNSではなんとなくつぶやきづらいこの話題。
でも、私の経験が誰かの役に立たないかしら、という思い。
そんなわけでまたこちらnoteで書いてみようと思い立ちました。
どんな切り口がしっくりくるのか?
結婚してからは自分のことだけでなく、家族のこと、家計を考えることになるので、今の立場からすると、
パート主婦×お金のはなし
研究者の妻×お金のはなし
こんな感じになるのかな、、まだちょっともやっとしてるので、書きながら探りたいと思います。
たまたま先日、今がシーズンの確定申告にいったものでその話を書こうとしたのですが、突然今まで書いたことのなかったジャンルだったので、前置きとしてみました。
興味がある方は、引き続き読み進めていただけたらと思います。
初めての確定申告
あれはもう10年以上前。
医療費をたくさん払ったら
確定申告で税金が戻ってくる
という知識がなんとなくあって、なんだかお得そうだから確定申告やってみたい!と思うも、まだ独り身の時代。
幸いにも大きな病気をすることもなくすごしていたので、10万円のハードル(?)はなかなか高く、未経験のまま過ごしていました。
ところでみなさんは病院にかかったときの領収証は保管していますか?
私は子供の頃から、親から病院に行ったら領収証はここに保管しておいてと言われていて、なんだかすごく大事なものなのだと思い、その習慣のまま大人になっていたので、確定申告できなくてもなんとなく捨てられずにいました。
そんなわけで、たまる一方の領収証でしたが、あることをきっかけに歯列矯正を始めた私。期間も結構かかりましたし、費用もなかなか高額でした。(痛みもなかなか…)
もしかしてこれ、確定申告できるかな?と調べてみたら、私のケースだと申告が可能かもということで、ようやくチャンスがめぐってきました。
ところが。
今のように電子申告なんてなかった(と思う)ので、医療費の領収証を集計して、申告書を作ってというのがどうにも面倒な気がして、なかなかやる気が湧いてこず、還付申告は5年大丈夫らしい、という情報を頼りに放置すること数年。
気づけば歯列矯正もほぼ終盤、やってみたいと思っていた割に随分放置してしいました。
確定申告 といえば 税務署
税務署 といえば 平日
と思い込んでいたせいで、忙しい毎日ではなかなか、というのもありました。(たぶん)
当時はよく調べていなかったのですが、
今はネットや郵送での申告もできて、
お休みの日でもできます。
そしていよいよ、「5年っていつの時点から?」とか気にしないといけないようなギリギリになってきて、たまたま平日に仕事の休みがとれそうだという日の前日に、数年分の領収証を徹夜で集計し、初めて地元の税務署に向かったのでした。
当時、会社で給与計算なども担当していたので、源泉徴収票の提出(当時は紙)をするために職場の管轄税務署には行ったことがありましたが、自分の申告は居住地の管轄税務署。
初めての場所に、初めての申告。ちょっとドキドキです。
季節はずれの夏に行ったものだから、確定申告用の窓口みたいなものがあるわけでもなく、キョロキョロしながら普通の?窓口へ。
対面で職員さんが申告書や領収証を確認している間も、歯列矯正というちょっと微妙な内容に、説明しながらドキドキしっぱなしでしたが、無事に受理されました。
これで家に眠っていたたくさんの領収証もスッキリ。後は還付を待つばかり。
1ヶ月ほどして、還付の通知を受け取りました。
やったーお金振り込まれた
でもよく考えたら、
そもそもは自分のお給料から
引かれていた分だよね
それにしても、
医療費いっぱいかかったな
などなど、いろんな思いを抱きました。
そして、これで終わりかと思いきや、1ヶ月ほどしたある日、市役所の方から通知がきました。
こちらは、住民税(地方税)の還付通知でした。
先に返ってきたのは所得税(国税)。
所得税の確定申告をすると、住民税のほうも再計算されるようです。
すっかり忘れていたので、なんだかお得な気分です。(こちらもそもそも納めていた税金なわけですが)やっぱりやってよかった!
やってみると、医療費の還付ぐらいであれば、たいして手間もかからず(領収証を都度記録していれば更に)、お金が返ってくるので、医療費がたくさんかかったな〜と思った方は、申告をおすすめいたします。
最近は領収証ではなく、
健康保険組合などが発行する
医療費のお知らせでも
申告できるみたいです
※納め過ぎた税金が返ってくる、という申告なので、そもそも所得税を納めてない、という人は還付の申告はできないですが、生計を同一にする家族分の医療費もまとめて申告することは可能なので、世帯単位で確認してみてください。
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