保安要員としてのCA
ご無沙汰しております、はっちです。
いまトップニュースに入っている飛行機事故。
本当に痛ましいですよね。
陰謀ですとかヤラセだとか、あーだこーだ言われていますが、本日語りたいのはタイトルの通り。
今回の事件で注目を集めている、客室乗務員の緊急時対応。
え、こんなことするの?というか、できるの?と思われた方も少なくないはず。
だって、事故なんてそうそう起こり得るものではないし普段は見えない側面だから。
でも私達(元ですが)客室乗務員が訓練を受ける割合は
保安業務8:サービス業務2
なのです。
訓練ではいざという時に、臨機応変に冷静かつ迅速に対応できる術をこれでもか!というほど厳しく叩き込まれます。
緊急着陸でも胴体着陸、海上着水、今回のような通常の着陸など、その事態によって脱出ドアの開放位置、脱出に当たってのお客様への避難誘導が変わってきます。
他にも非常用装備品の使用方法はもちろんのこと毎フライト毎に定数定位置、使用できる状態にあるかもチェックしていますし、急減圧、救命などのイレギュラー発生時の対応なども全て
頭の中のマニュアル
に入っています。
私は全く覚えていませんが、母から「訓練時代は毎日目を真っ赤にして勉強していた」と今回の件を受けて伝えられ、
あぁ、それほど確かに頑張っていたよなと思い出しました。
私は自分の弱さから退くこととなりましたが、客室乗務員として乗務していたことを、しみじみと誇りに思います。
これだけ語りましたが私が伝えたいことは一つ。
CA様をナメんなよ!!
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