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具体⇄抽象をまとめた。-具体から抽象する方法-

前回に引き続き「具体⇄抽象」についてですが、今回は、私の「趣味」を例に「具体から抽象」の方法をまとめます。

「具体⇄抽象」で意識しているポイントは3つあります。

1. 共通点をさがす
2. 「具体→抽象」に進んでいるか意識する
3. ≒(ニアリーイコール)でつなぐ


1.頭に浮かんだキーワードをすべて書き出す

まず、1つカテゴリーを決め、その中に、頭に浮かんだキーワードを、すべて書き出します。このとき注意する点は、新たなカテゴリーを追加しないこと。

たとえばこの場合、「好きな度合い」や「頻度」などは気にせず、とにかく思いつくまま、書き込んでいきます。後から書き足しても大丈夫です。

2.具体化から抽象化する

ここで問題なのは、2つ目の円に何を入れるかではないでしょうか。理由は、一見、まとまりのない複数のキーワードから、共通点を探し出すのが分かりにくい点だと思います。

そこで私は、第一段階で「具体→抽象」するとき、「つまりどういうこと?」と、自分の胸に聞いています。出てきたのキーワードはこちら。

余談ですが、仕事中にあった出来事を、時間を掛けて夫に話すと、「で、春奈は何が言いたいの?」との一言。「うっ…」と思ったことをヒントに、このアイデアを思いつきました。

ダラダラ時間を掛けて、状況を説明しても、言いたいことは、一言でまとめられるんだと気づいた瞬間でした。

3.「なぜ?」の問いで迫る

最後の中心に円は、「自分にとって、なぜ大事なの?」の問いに応えます。この「なぜ?」という問いが、自分自身が大切にしている部分です。つまり、自分自身の目的や価値観、使命感というわけです。

目的(抽象)が決まれば、おのずと行動(具体)が決まっていく。これが「具体と抽象」の関係です。

具体化する方法は、すでに書き込んだキーワードを頼りに、連想ゲーム感覚で、簡単に書き込んでいけます。

■まとめ

この方法で、はじめに挙げたポイントの、1と2はクリアしました。

1. 共通点をさがす
2. 「具体→抽象」に進んでいるか意識する
3. ≒(二アリーイコール)でつなぐ

そして最後の「≒(二アリーイコール)でつなぐ」についてですが、「=(イコール)にとらわれない」ということです。2つの記号の違いは以下のとおりです。

【=と≒の意味】
=(イコール):等しいこと。同じであること。
≒(二アリーイコール):ほぼ等しいこと。

=(イコール)のように、等しさを意識しすぎると、いつまでも「具体→抽象」できず、本質に近づけません。「ダイビングと旅行は”アウトドアだよね?その他は…」と立ち止まってしまいます。

大切なのは、完ぺきにまとめるのではなく、何度も「具体と抽象」を行き来し、解像度を上げていくことだと思います。解像度が上がれば、自然と「具体⇄抽象」力もアップしていきます。

さぁ、それではさっそく、身の回りのもの、まとめていきましょう。

▼「具体⇄抽象」におススメの一冊

いやぁ、類似した本を続けて読むと、理解度がぐーんと上がりますね。そして、自分のことばで説明できると気持ちがいい。深く理解したいときは、この方法を試していこうかな。

わぁぁーーーー!!が、、、頑張ります!!