韓国語学習歴エピソード 中級から上級へ(自己紹介3)
今回で自己紹介完結編としたいと思います。
中級期から上級(と言っていいのか分かりませんが…)に向かうところの私について書こうと思いますが、この時期が韓国語学習歴の中で一番の暗黒期…と言っても過言ではないような^^;
あまり皆さんの気分を落とさないように書いていこうと思います…。
試験受験歴
2010年9月 TOPIK高級 不合格
2011年9月 TOPIK高級 5級合格
2012年4月 TOPIK高級 5級合格
2014年4月 TOPIK高級 6級合格
2010年に初めてTOPIK高級に挑戦しています。
初めての受験は5級届かず。
その後2回は5級合格と続いています。
合格と聞くと聞こえはいいですが…成長していないっていう証拠のような気がして、1回目の5級合格はもちろん嬉しかったですが、そこからの壁を突破できずに苦しんでいました。
私がTOPIK高級を目指していた頃は、まだ旧試験形式で
語彙・文法問題、聞き取り問題、作文、読解と4つの部門に分かれていました。
私にとって、この中の鬼門が語彙・文法と作文でして…^^;
語彙・文法問題は、ハン検2級の書き取り問題の前半(語彙や文法を直接問うような問題)が出題されており、作文は現在の54番の問題が「死刑制度についてどう思うか」「報道の問題」「死生観について」という激ムズなテーマが多かった時代でありました。
(正直TOPIKⅡはだいぶ受けやすくなったと思います……という出来なかった昔への言い訳^^;)
前回の記事でも書いたように、5級をさまよってなかなか6級にたどり着けなかった時、試験勉強が嫌になるとともに韓国語の勉強すら嫌になってしまって、試験を申し込んだけどドタキャンする…ということも何度か…した…気がします。
しかし、憧れの6級に合格したいという思いを捨てきれず。
ちょうど2014年の秋の試験から現在のTOPIKⅠ、Ⅱという形式に変わるということを聞き、旧試験の形式での6級をとりたいという思いで2014年4月の試験に向けて猛勉強(?!)して、ついに6級合格にたどり着いたのでありました。
この時は、闇雲にやってもしょうがない!!と
(いや、ただ楽をしたかっただけという…)
過去10年分くらいの過去問を調べ上げて
など、整理して勉強したのがかなり役立ったと思います。
それから、ミレ韓国語学院の高級合格対策を受けていたことで、勉強の仕方を学べたこと、作文を含め独学ではできないフィードバックを頂けたことも合格につなげられたと思います。
また、この講座で聞き取りの音声をパダスギ題材にすること、音声は2倍速にして聞くことなどを教えていただきました。
この勉強法は、試験対策以上に韓国語レベルアップにつながりました。
(聞き取り苦手な方は、音声1.5~2倍で聞く練習、お勧めです!
試験時にめちゃくちゃゆっくりに聞こえますよ^^)
韓国語能力試験は6級合格後に燃え尽きて(笑)
その後しばらく私の試験人生は長い休暇期間に入ります^^;
韓国語を通して何をしたい?
TOPIK5級をさまよっていた頃、ミレ韓国語学院で開催した初めての「韓国語能力試験対策講座in東京」に参加しました。
この時、初めて憧れの前田先生に直接お会いできる!と、かなり張り切って参加しました。
しかも、作文は1日目に書いて2日目に添削が返ってくるという素晴らしい講座で、その総評をしてくださったのがキム・スノク先生、また阪堂先生もいらっしゃっていて、韓国語ジャーナルやNHKの講座などで見たり聞いていた憧れの先生と直接お会い出来て、だいぶ大興奮の講座でした。
その講座の最後に「韓国語を通して何をしたいか」というものがありました。
今まで、ただ韓国語が上手くなりたい、目指している試験に合格したいと思いながら勉強していた私は、
その時の前田先生の
「試験合格を最終目的にしてはいけない。試験の先にあるもの、韓国語を通して何をしたいのかを考えましょう。そしてできるだけ大きい夢を考えてみてください」
という言葉を聞いて、目からウロコだったのです。
その時に初めて自分が韓国語を通して何をしたいのかということを自問自答した時に
「韓国語を教えたい」
ということを自覚したように思います。
その時、みんなで夢を共有しあったのですが、
私は「前田先生のような韓国語の先生になりたい」と書いて発表したのですが、「なれますよ!!」と前田先生が言ってくださって、感動したのを今でも覚えています。
…改めて、当時のことを思い出しながらキーボードを打っていたら、ちょっと目頭が熱くなってきました。(´;ω;`)
そんなきっかけがあり、韓国語を教えたいということが自分の夢であることを自覚したワタクシ、
2012年に新潟で開催された
駐日韓国文化院 世宗学堂主催の「韓国語教師研修」に参加しました。
5日間の研修で朝9時から17時くらいまで講義があったのですが、5日間終始楽しすぎて幸せすぎる時間でした。
韓国語での夢も確認し、こんなに楽しく勉強していて、これから華々しく(?)活躍~~と言いたいところなのですが、
なぜかここから私の暗黒期が始まります^^;
韓国語学習暗黒期
正直、なぜこうなったのか私もあまり記憶がないのですが、
恐らく?
2015年くらいから2019年まで、私はほとんど韓国語の勉強をほとんどしていません。
特に韓国語の勉強が嫌いになったわけではなかったのですが、
色々な理由があって、そこに関心が持てなかったのだと思います。
この時期は韓国語ドラマもほとんど見ていませんし、KPOPというものにも全く興味を持てませんでした。
今でこそ、EXO~♥、NCT~♥だのと言っておりますが、
この時の私は
「もう若い子すぎて、そのパワーについていけない…」と言ってました。
…今の方が自分年取ってるはずなのに(笑)
…疲れてたのかな…^^;;
そんなこんなで、ドラマも音楽などなどにも触れない状態、推しもいない状態で、私の韓国語のモチベーションは上がらずなまま4~5年という時間を過ごしていました。
コロナ禍で韓国語学習熱復活!!
2019年~新型コロナウイルスの感染拡大により、生活様式がガラッと変わりました。
この年のGWはどこにも出かけることが出来ない状態。
家でどう過ごそうか…と考えていた時に、友達のmisaさんがイージーコリアンアカデミーのGW特別オンラインレッスンを教えてくれました。
イージーコリアンアカデミーは初級の頃に語学研修に行ったところで、授業の質の高さは実感済みです。
何もすることもないし、やってみようー!と申し込んだのが始まり。
もちろん先生は韓国人。
授業は全て韓国語でのやりとり。
なんて楽しんでしょう!!!
と、これまで忘れていた韓国語学習の楽しさがよみがえり、そこからまるで初級の頃の学習熱復活なくらいの勢いで韓国語勉強LOVEな状態に。
それが今でも冷めずに続いています。(奇跡!)
そこから、韓国語を教えたいという思いも再び復活して、今に続いています。
あんなに嫌だった試験勉強も今は楽しめるようになりました。
考えてみると、当時は「試験を受ける、合格する」ことが目的になってしまっていて、苦しくなっていました。
今韓国語勉強をして楽しいと感じるのは、どうして韓国語を勉強するのか、試験を受けるのかということが自分の中で明確になっているからだと思います。(ただ単純に楽しいというのもある^^;)
そのために試験勉強は語彙力や表現をつけるうえで有用なツールであるし、私にはまだまだ韓国語能力が足りないと感じているので、今は積極的な気持ちで向かえます。
勉強がつまらないなら、楽しくなるような勉強法を考えてみたりするのもおもしろいです。
また、今タカコーチ(@KachiKorean) が主催しているKCCというオンラインコミュニティに所属していますが、ここで同じように韓国語で何かをしたいと頑張っている方や勉強されている方との交流があることで、自分のモチベアップ、維持に大きく影響しています。
他にも地元での韓国語学習仲間、初めて語学研修に行ったときに出会ったチングと時々韓国語の話題を話すことも刺激になったり、楽しい時間です。
学習のモチベ維持には、仲間がいるということもとても大切なことですよね^^
…暗黒期の割に、今回だいぶ長くなってしまいました。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます^^
こんな私ですが、今後ともよろしくお願いいたします(*^-^*)
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