クリスチャンとして生きるということ⑦
〜サタンの嘘を暴く〜
サタンがついた嘘の一つに、「人間は自分達だけで幸せになれる」というものがあります。
有名なエピソードですが、最初に神に造られた男女(アダムとエバ)のうち、女の方にサタンがどう言ったか少し長いですが見てみましょう😕↓
創世記3:1-5
「さて,エホバ神が造った野生動物の中で蛇(サタン)が最も用心深かった。蛇が女に言った。「あなたたちは庭園の全ての木の実を食べてはならない,と神が言ったのは本当ですか」。女は蛇に言った。「私たちは庭園の木の実を食べてよいのです。でも,庭園の真ん中にある木の実について,神は,『食べてはならない。触れてもならない。食べたり触れたりするなら死ぬ』と言いました」。蛇は女に言った。「あなたたちは決して死にません。その木の実を食べた日に,目が開かれ,あなたたちが神のようになって善悪を知るようになることを神は知っているのです」
神は予め二人に一本の木の実だけは食べてはいけないと命じていました。(創世記2:16,17)しかしサタンは、実を食べるなら人は神のようになって善悪を知るようになる=何が善で何が悪か人間は自分達で決めることができる、神のような存在になれる、という嘘をつきました。エホバ神の存在の必要性を否定した明らかな嘘でした。残念ながらエバはそれを信じて、後にアダムも食べてしまいました。(創世記3:6)
これはサタンだけが悪かったわけではありません。アダムもエバも、エホバから命を頂き、楽園という整った環境で何不自由ない生活をさせてもらっていたにも関わらず、エホバからしてもらったことを忘れたかのような行動をとったからです。もしエホバ神への感謝の気持ちを培っていれば、間違った方にはいかなかったはずなのです。ここから、私たちも神への感謝の気持ちを忘れないことがいかに大切かがわかります⚠️
…ではサタンの嘘は現在どのように明らかになっているでしょうか?人間は本当に自分たちだけで幸せになれているでしょうか?新聞やニュースを見て、良いことと悪いこと、どちらが多いと思いますか? …コロナやウクライナ戦争や犯罪や政治経済の不安など、実際は問題が山積みなのではありませんか?聖書は非常に現実を直視した本です↓
「私はこの全てを見た。地上で行われた全てについて真剣に考えた。これまでずっと,人は人を支配し,人に害を及ぼしてきた。」(伝道8:9)
…世の中のキラキラした綺麗な部分だけを見てそんなことはない、と否定するのはもはや現実逃避した愚かな考えなのではないでしょうか?
聖書は、私たち一人一人が自分事として、身の回りで見聞きしていることから判断して、聖書の通りか照らし合わせてみなさい、と薦めています🤲🏻エレミヤという人はこう結論づけました↓
「エホバ,私はよく知っています。 人は自分の道を定めることができません。 自分で自分の歩みを導くことができないのです。」(エレミヤ10:23)
これを認めるには、ある意味時間と勇気がいるかもしれませんね。これを認めるということは、神の導きを仰ぐ必要があることを意味するからです😊
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