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中国経済の先行きを占う重要指標。1月中国不動産価格を発表。

[オリジナルコラム]
21日中国統計局より中国70都市不動産価格が発表された。
中国4大都市の新築住宅価格は「北京」「上海」「広州」「深圳」全ての都市で前月比プラス上昇が確認された。
前月比上昇率は北京1%、上海0.6%、広州0.5%、深圳0.5%となっている。
その他66都市平均は0.08%の下落となったが前月より下落幅の縮小が見られ、全体的な中国不動産価格の下げ止まりの傾向が見られる結果となった。

中国70都市 新築住宅価格推移(2021年1月〜2022年1月)
出典データ:中国統計局

前月までの中国不動産価格動向は北京、上海を除き下落が続いていました。
今回の発表では北京、上海不動産価格も下落に転じるのではとの見通しもありましたが、結果として全体的な下げ止まりの傾向を見せる結果となりました。
特に落ち込みの激しかった広州がプラスに転じたことは、不動産セクターに懸念を抱えていた中国経済にとって大きなプラス材料と言えるでしょう。

現状マーケットは当統計の発表に特に反応はしておらず、上海総合指数は前日比ほぼ変わらず、CSI300指数は前日比-0.36%で取引を終えています。

↓前月の中国不動産価格記事↓
https://note.com/hac_honda/n/nde269cb89561

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