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thekingofmouse
進化する百物語
百物語と言えば百本の蝋燭を立て参加者が一話づつ怖い話をし話し終わると蝋燭を一本消し、九九話目を話し終えた時に怪異が起きると言われる降霊術の一種だが実は百物語はこれだけではない。
怪談作家なら怪談を一話書き上げる毎に人の気配を感じ百話に近づく度に気配が段々近づいてくる経験を持つ方は多いと思われる。
私もその経験を持つ一人である。
実はこの行為も百物語と同じ降霊術の一種、
昭和初期の或る作家は一夜で百話を書きあげ
編集者が原稿を取りに行った時忽然と姿を消し、二度と現れなかったとする話も残されている。
然し現代は百物語も様変わりしている様で、
例えばホラー系DVDを百話連続してみた時、
同じ様な怪異が訪れるとする説もあるそう。
段々と人の気配と視線を感じるようになり、
百話手前で見るのをやめて人が多いとか。
確かに私も夜中『ほん呪』を見ていると偶に背後に人の気配を感じる事がある。
もしかするとこの世の物ならざる存在が怪異動画に連れられて出てきてるのかもしれない
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