心理職の務めとは
先程、目を疑う記事を目にした。
“精神科医が教えるか変わらない方が良い人の特徴”
一見すると何の問題もないように見える。
一般人が書いた記事なら勿論無問題である。
一番の問題は精神科医が述べている点。
精神科医を含む心理職は
こういう人達との関わりの中で
不可避の現実を如何に乗り越えさせるかを
教えるのが仕事である。
更に言えば関わらない方が良い人を
関わった方が良い人に生まれ変わらせる事
こそ心理職の大命題と言える。
何故この人は他人に被害を齎す人に
なってしまったのか?
生まれながらにして人から避けられる人はいない。
生まれて成長し巣立ちの後の
人間関係や環境により関わらない方が
良い人に変えられてしまうのである。
誰も好き好んでやる人はいない、
そうせざるを得ない理由が
其処には必ず存在する。
その理由を見つけ出し
改善する事こそが心理職が
真になすべき事と私は確信している。
私の周りにもこういう
困ったちゃんは少なくない、
其の人を避けて生活する事は簡単である。
然し其は問題解決には何ら至っていない。
私はそういう困ったちゃんを
求められる人に変えてきた。
その人達は私との出会いを
心から感謝すると喜んでいる。
これこそが心理職冥利に尽きる
瞬間だと私は確信する。
其が出来ぬなら心理職を精神科医を
即刻辞するべきである。
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