高が◯◯

#たかが ◯◯

演歌の女王美空ひばり嬢は小林旭に『高が歌じゃないか』と言われた為に離婚を決意した。

彼女にとって歌は彼女の生き様その物、
魂その物、命その物であった。

其を否定する事は存在否定に同じである。

勿論小林旭から言えば度重なるステージで体を壊し生死の境を彷徨った妻への気遣いであった。

然し言葉の選択を間違えたと言わざるを得ない。

この様に高が◯◯と言う言葉はその人にとっては低価値であっても言われる側には高価値でありその否定は存在否定に匹敵する場合がある。

故に言葉のチョイスには気を付けたいものです。