「きみの色」の感想(ネタバレ)
観てきましたので、感想を書きます。
入れていた前情報は「監督が山田尚子」のみ
良かった点
・アニメが上手い。生徒が多かったり、細かい髪の毛の描写とか割と物量あってもよく動いてた。モーションキャプチャー使ってるのかな。
・色がきれい。パステル調で整えられてて綺麗だった。
・全体的に静かな映画なだけに、最後のライブの音が際立ってたのが良かった。
・中古の楽器使ったり打ち込みのドラムとかテルミンとか最近のバンドのあり方ぽくてよかった
・最後のはち切れんばかりの「頑張れーー!」ですごく感動してしまった
・見終わって出てきたところに、この映画、高校生は鑑賞料1,000円と書いてあり、最後の「頑張れーー!」とか「見えた!私の色」などのメッセージが自分の色がまだ見えない若者に開かれているんだな〜と胸が熱くなった。
う~んという点
・メイン3人の悩みがよく分からん。
・優等生でいることに疲れたのは分かるけど、学校辞めるほどか???
・明らかに兄弟いる家族写真が写ったあとに、病院を継げるのは俺だけって言ってて「???」となった。えっ、もしかして兄弟死んでる?重すぎない?見間違え?
・取ってつけたのようなバレエエピソード。やりたいこと音楽じゃないのかよ・・いや、いいけど・・・
・作中のバンドが最近ぽくて良かったのに、エンドロールは平成を代表するバンド、Mr.Childrenで椅子から転げ落ちた
・からのプロデューサー「川村元気」の表記。川村元気のドヤ顔が思い浮かんで嫌な気持ちに(顔知らないけど)
・京アニ監督からの〜まさかのCV新垣結衣アンドやす子ぶっこんで〜ラストはミスチル!これでいきましょうよ!!あとは新海誠と対談!はい!ヒット間違いなし!みたいな会議してそう。無理
(私は異様にミスチルと川村元気が嫌いなのでゴメン、というかそもそも観に行くのが誤りだったのかも)
その他
・エンドロール後ラストシーンで主人公が作永さんを引き寄せる?シーンで終わるんだけど、これ急に百合に振り切ったってコト!?
・邪魔もんはいなくなったし、赤と青まじぇまじえしましょうや・・デュフ・・ってコト!!??
総じて、最近の若もんは何考えてるか分からん!っていうおじさんの感想となってしまいました。ぜひ若者の感想を聞いてみたいですね。
最後を除いてわりと静かで起伏の無い映画なので、サブスクじゃなくて映画館でみるのが良いと思います。
おわり