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一言映画感想2022
個人的忘備録として今年観た映画の感想を簡単に挙げていく。
今年観たのは16本。ホラーやグロは苦手なはずなのになぜかチョイスに入ってる。無意識ながら克服を試みたのだろうか…。
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□下妻物語
"幸せを勝ち取ることは不幸に耐えることより勇気がいる"っていう台詞がとても印象的だった。普段は冷淡な性格の主人公が最後泥まみれになって暴れる姿が最高によかった。
□マルコヴィッチの穴
だいぶ下品。だけどマルコヴィッチ本人が自身の中に入るシーンが面白すぎて変な声が出たし、そのシーンだけで観た甲斐があったと思ってる。
□シン・ウルトラマン
"ウルトラマンは3分しか活動できない"という浅い知識しかない状態でも楽しめた。ところどころエヴァの雰囲気が漂う中、特撮ならではの演出に内なる少年が沸いたりした。人気俳優ほどの人間でも左右で鼻の穴の形が違うんだな〜とか思ったりもした。
□帰ってきたヒトラー
ギャグ多めで小気味よく楽しく観れたけど、ラストに近づくにつれて"ヒトラー"の恐ろしさを肌で感じられる作品。ゼンゼンブリンクが使っているマグカップにゼンゼンブリンクの顔がプリントされてたのがとてもキュートだった。
□ヒトラー〜最期の12日間〜
「生き延びられなければ弱者」と言うその口で「最良の者たちは既に死んだ」と言うヒトラー。最高に狂ってた。この作品を観たあとに「帰ってきたヒトラー」を観たら2倍楽しめると思う。
□Mr.ノーバディ
バック・トゥ・ザ・フューチャーでお馴染みのドク(役のクリストファー・ロイド)が武器を振り回すシーンが超かっこよかった。そして逐一挿入歌がかっこいい。
□呪詛
7割くらい目を逸らしたり瞑ったりした。これは観たうちに入れていいのかな。いいよね。怖すぎた。主人公たちへの憤りを禁じ得なかった。やめときなよ。
□トップガン
□トップガンマーヴェリック
これは今年めちゃくちゃ話題になったやつ。
前作を履修してからマーヴェリックをIMAXで観に行った。空中戦が本当に最高だった。パッションがアツすぎて滾った。
□JOKER
何が妄想でどこからが現実なのかの境界が曖昧になる最高の喜劇だった。アーサーの笑い方の演じ分けが凄まじい。
□ラストナイト・イン・ソーホー
60'sロンドン、華やかでキラキラで眩しかったけど裏が真っ黒というか真っ赤というか…光が強くなればその分闇は濃くなるとはよく言ったもの。人間的な怖さでSAN値が削られる。
□セブン
7つの大罪、ダンケの神曲についての知識があればより楽しめそうだけどハガレン知識でも楽しめた。とてもグロい。ラスト、箱の中には…?という部分ですが、個人的には何も入ってない説を推しておく。
□処刑山 〜ナチゾンビvsソビエトゾンビ〜
ナチスのゾンビとソビエトのゾンビが戦う映画。
ゾンビ版ハイロー。字面は意味わからないけどシュールで面白かった。SWネタが散りばめられてて楽しさ2倍。だけどグロい。
□インクレディブル・バルク
なんか色々とすごいZ級映画。これを映画と言っていいのかっていうやつ。クソ映画(褒め言葉)。わたしはチャイコフスキーの1812年をBGMにミサイル飛ばしまくってたシーンが好き。大砲の音に合わすな。
□シャッターアイランド
ラストシーンがめちゃくちゃ印象的だったんだけどネタバレ考えたら迂闊に文字にできない。考察し甲斐のある映画だけど、まだ1回しか観てないから完全に理解できていないところがある。もはや感想になってない。
□すずめの戸締り
相変わらず映像美がものすごい。オープンカーに乗っているシーンで流れる懐メロに思わずテンションが上がってしまった。そして何回か泣きそうになった。ダイジンよりサダイジンの方が好き。
以上16作品、大体3〜5行でまとめたけどかなりの文字数になったな。最高って何回使った?でも"最高"と感じたものにはこれからも軽率に"最高"を使っていきたい。
ホラーやグロに耐性が付いたか?否です。