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日記hibi/ 2019/1/28〜2/3

2019年1月28日(月)
 ここ数日、というか、いつも体が動かないので、また整体に行くことにして少し早起きし、向かい、それでいろいろやっていただいたことで、うごく。うごくからだ。うごく! とはしゃいでいる。ロボットで言うところの油が必要な状態で、といま勢いで書いたが、それはジュブナイルSFとかファンタジーのロボットのイメージで、正直なところそれなりに科学技術のある世界でロボットが錆びつくまで放置されるとかないでしょう、と思うのだけれど、いや、終末系ならあり得るか、などと妄想して、いやいや、現代だと実際に油が必要なのは錆びた自転車とか工場のロボットアームとかなのだろうけれども、とにかくその状態で、定期的にメンテナンスしないとすぐ動かなくなってしまう。

 12月末締めの取次本の精算書をまとめないと、そろそろまずいというか、すでにまずいという状況、日付であるので、そのデータ作成はマストとして今日の予定に組み込まれていて、せっせと入金を確認してデータをつくっている。そもそも、2018年12月までの精算だから、これを計算しないとぼくも確定申告が出来ない。挙げ句、いまは月末で、支払い作業などもある。とてもたくさんある。お金の計算しかしていない。つくづく肉体労働と経理だな取次のしごとは、と思う。

 今日から読んでいるのは『人間という仕事』(ホルヘ・センプルン、未来社)で、タイトルと、帯にあった「オーウェル」の文字に惹かれて買ったのだけれど、哲学者の公演をまとめた本のようで、ついていくのが精一杯という感じで、流し読みやむなし、というふうで読み進めている。断片的に面白い気がするが全体像が理解できていない不安感がある。ただ、読む本が変わったからだろうか。ここ数週間、懸案だなぁと思い続けていた原稿がなんだか書ける気がして、それで勢いで書き始めてみたところ、途中で行き詰まらずある程度の文字数まで書けたので、安心、これはずっと、本当にひと月くらいずっと懸案だったので、よかった。まずはよかったと安心して、このデータをあと2日で推敲して提出すればよかろう、とひとまず寝ることにして、いつの間にかもう深夜だ。

2019年1月29日(火)
 先週作ったパスポートが出来上がっている、はずだったので三度目の「都庁前駅」下車。取得時の行列が嘘のように、たいして時間もかからず簡単に受け取る事ができた。これでぼくも海外に旅立つことができると、なにか安心した気持ちで事務所に向かい、一緒に航空券を取る松村さんと飛行機の時間を調べ、空きを調べ、荷物の? 重量によって? 料金が変わる? はぁ、飛行機だものねシビアだね、とお互い海外に行くのは10年くらいぶりという初心者全開の会話を交わし試行錯誤しながら予約を済ませると、なんとか出来た、と二人で安堵感を分かち合った。すると松村さんが、このパスポートすごいですよねと言うので、確かに、それは受け取ったときからぼくも感じていたことなので、そうですよねコレすごいですよねというと、そうそう、そうなんだよ! という共感、深い共感が生まれてそれで松村さんがすかさずルーペを取り出すので、ぼくも負けじと同じものを取り出して、この、ここに文字が小さく印字されてて、あー、この穴もすごいですよ、レーザーかなぁ、あ、ここにも文字、この穴、角の部分だけ口径が違いますよぉ、このシールとかもやばいんだろうなぁ、印刷は、印刷所はどこが? 「パスポート、印刷」で検索しましょう、わ、ここの技術を使った商業印刷もできるらしいですよ、すごーい、でもお高いんでしょう? でしょうねぇ、パトロンが、ぼくらにもパトロンがいればねぇ……。という会話、パスポートでしこたま遊ぶ、という娯楽を共有し、結果的に、この取得費用でオーダーメイドでこの技術の冊子が手に入るんでしょ? 安くない? パスポート取得って、超お得じゃない? となり、「パスポートはお得」という結論が導き出され、平和的解決をむかえた。たのしい。
 
 夜は夜で、またHAB用の原稿が届き、読んだら読んだで、ゲラゲラと笑い、これはとてもいいです。とてもいいです。うどんについて、調べました。と、お返事をする。なるほどー、自分で原稿を頼むと自分が最初に読めるのだなぁという、しごく当たり前のこと思う。たのしい。

 総じてたのしい。帰るともう日が変わりそうな時間であったのでおとなしく寝る、ことはせずにビールをのみながらダラダラしている。たのしい。

2019年1月30日(水)
 だいたい遅く寝て、遅く起きて活動しだすのが定例となりつつある。
 
 『読書の日記』でAmazonのマケプレ経由の注文がよくくるので、これは? と思い調べて見ると一時的に在庫切れしてるようだった。このままだと彼ら、彼というのはAmazonの中の人、あるいはシステム、のことなのだけれど、彼、でいいのだろうか、彼女だろうか、そもそも擬人化することに意味はあるのだろうか、ひとまずそのAmazonは補充をしないだろうことが想定されるので、お世話になっている取次に連絡して在庫を持ってもらうようにお願いをする。それで一段落、とページを見ると、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」の欄に、保坂和志、ベン・ラーナー、ジョン・ファンテ、『ヒロインズ』や吉田健一の『時間』、『JR』などがあり、それはつまり、『読書の日記』であるとか、あるいは配信版の「読書日記」をリアルタイムで読んで、それでAmazonを利用する人が、『読書の日記』とともにこれらの本も検索、もしかしたら購入しているかもしれない、ということで、ここには本当によい世界があるなと思ってうれしく、うれしく、うれしくなって、さらにページをたぐると、『止めたバットでツーベース』などもあり、ほんとうに、これはほんとうに、この日記が世界に本を広げるのに貢献しているんだと思って、涙がでてくる。それは本屋の仕事そのもので、やりたかったことで、やるべきことだった。

 移動中に『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史』。今度ライオン堂の読書会に参加するから読んでいる。みんな谷繁のことを語る。ぼくも谷繁だと思う。

 二子玉川駅に降り立つと、急にそこは都市だった。駅について、駅構内に小さな本屋があったので入り、スタンダードなビジネス中心の品揃えだな、平台がかさ増し用の台まで使ってすごく高く積んであるな、などと感想を抱きながら改札を出る。目的としている二子玉川蔦屋家電まで行き着こうとするも、改札を出た瞬間から、未来都市に迷い込んだようになってしまって、右も左も似たような回廊で位置がよくわからない。わからないなりに看板を凝視しておそらく右か? とあたりをつけて向かおうとすると目の前のビルの上階に文教堂書店が入っていることがわかった。幸い時間があったので、とりあえず見なければと、向かおうとするも、その目の前に案内の看板がある文教堂書店へ向かう階段、エスカレーターの位置がわからない。右も左も似たような名前の似たような雰囲気のビルで、その中を迷いながらおそらく正しいらしいビルに入り、おそらく正しいらしいエスカレーターを登ると、急に見知った雰囲気の空気、これはもう空気としか言いようがないんだけれども、「文教堂だ!」という空気を感じるとそこはもちろん、文教堂だった。
 ささってるささってるささってる。とにかくなんでもささってる。ビジネス、文芸、実用、エッセイ、学参、コンピュータ書に文房具、ファイルファイルファイル。とにかくささってる。2冊3冊ささってる。面陳を作ってはいけないというルールでもあるのだろうか、兎にも角にも、ひたすら本が、棚にささった状態で陳列されていた。この3冊一緒にささっている本は、面だししたら怒られるのだろうか。しかし、気になる。一つくらい面だししても、気づかれないのではないだろうか。そう、もしかしたら売れるのではないだろうか。そういう欲望を押さえきれず、なんかダイエット、みたいな、3冊ほどまとめてささっている本を手に取り、左右に空いていたスペースを詰めて、面陳を一つ作った。それでなにか、安心した気分になる。
 安心したので店を辞し、文教堂はいつでも文教堂だなぁ、と思っていると無事に二子玉川蔦屋家電に行き着くことが出来た。こちらもぐるぐる回って楽しむ。横田創さんと竹田くんの対談イベントが催されるとのことで、楽しみに向かってきたのであって、しかしそんなことよりもまずは本屋である、という気持ちでくまなく見る。む、この家電ほしいやつやん、高いけどなぁ。アートや洋書のコーナーで薄い本がまとめてささっているとくまなく見たくなりますよね、きっとデッドストックだけどマイナー過ぎて売れないZINEとかですよね。地味に古書とかも入ってるw 北田くん最高かww などひとしきり楽しんだあと、イベントスペースに入る。けっこう知り合いも来ており、ずっとメールでやり取りをしていた方と始めてお会いできたりもして、イベントはイベントで創作のことを思い、そのあとも場所を移動して、それはそれはたのしく過ごした。久しぶりにけっこうな酔い方をして終電間際、二子玉川から激しく遠い森下に向かう電車に乗っている間に、蔦屋家電で買った『クネレルのサマーキャンプ』を取り出して読み始める。短編というか、掌編が大量に入っている感じなのだろうか。最初の表題作だけ中編のようで、ちょうど読み終わったあたりで森下に着いたため下車。表題作はイマイチ、だろうか。浮世離れしている感じがぼくのテンションに合わないかもしれない。でも今日のこの一日がとても楽しかったので、この本は後になっても、すごく楽しい日に買って読んだ本、という意味で、長らく忘れられない本になる。

2019年1月31日(木)
 昨日のダメージが如実に残る朝はしかし、納品の依頼があったため一度HABに向かい、発送と直納品するために発送を終えた後、残りの25冊は担いで、そのまま定例の打合せで下北沢へ向かった。B&Bでは盛岡フェアが行われており、雑貨やキャンドル! などを楽しく見た、ところ二種類のコーヒー豆が売っていて、一つは蕪木のものだった。蕪木といえば、夏に盛岡に行った際に、六分儀が羅針盤で、と嬉しそうな話を伺ったところで、そもそものお店は蔵前にあり、そしてぼくはこのお店のことが好きだったので、喜んで、それでしかしこのコーヒー豆は蔵前で買えるのよなぁ、と、となりの豆を買うことにして、箱に収められて素敵なそのコーヒーはBOUNDCOFFEEというところのもので、ググったところ光原社のすぐ近くで、前回盛岡に行ったときに通った道の、すぐ近く、一つとなりの通りにあったようだった。

 夜に双子のライオン堂にて、『しししし』の刊行記念飲み会といったものが行われる予定で、いくよー、と軽く請け負っていたがまったく身動きが取れなくなってしまって結局行けずに、せわしなく働いていて、納品の荷物を作ったり、月末の請求書を発行したり、メールを右から左に流したりしていると、驚くほど時がすぎる。外は雨で、一部は雪っぽい感じで降っているようであった。今週いっぱい、悩んでいた原稿の最終確認をして、すこし手直しをしてから送る。一つ手離れしたので、日記を書くいま。冊子のレイアウトと、インタビューの構成と、冊子用の原稿があり、どれからやろうかと思ったりしている。どれもそこそこ緊急度は高い。が、今日はじめてある程度終わるところまで行けるのは冊子用の原稿だけだろうか。実際、この原稿のためだけに本を1冊、今週はずっと持ち歩いているが、原稿が書かれていないのでもちろん本は開かれないまま、行動をともにしている。この原稿がかければ本を置いていく事ができる。現在かばんに入っている本は、『4522敗の記憶』と『クネレルのサマーキャンプ』とその本の3冊。この本を置いて2冊を持ち歩くのが適当だろうか。適当とは、なにか。

2019年2月1日(金)
 ありがたいことに、本の注文がいくつかきて、それでしごとが立て込んでわちゃわちゃしている。納品、出荷、昨日が月末でその処理をしかし今日は月初で入金の確認で、あ、出荷忘れないようにしないと。あとなんでか今日、事務所で飲み会のイベントがあって19時までしか仕事ができなくていそいで、そうそう明日は楠田亜衣奈さんのライブだからチケット発券しておかなきゃ、あ、あとあれがそれでこうで、ええっと……?

……………。

 注文が金曜日に来るのはありがたい。翌日が店だから、出荷のためだけにわざわざ店に行かなくて済んで、店番中に作業もできる。しかし新刊もないのになぜこんなに集中を? というタイミングで集中する。なんかこう、月初だし、仕入れるぞー、買うぞー。みたいな気持ちが全国的に訪れているのだろうか。ずっと課題なのは、受注、在庫管理、経理のシステムがそれぞれ別々につくってあることで、システムというかそれはつまり、メールorグーグルフォーム、Excel、freee、ということで手弁当感が半端なく、しかしそれでここまでやってきてしまった。これはつまり、受注があると三回、三箇所に同じデータを入力しているということで、大変不毛でめんどくさい、ということになる。ちゃんとしたシステムを導入した方がいいのだろうか、しかし、余分におかねを払うのは嫌だなぁなどと思って、なににも踏み切れない。結果こうして、なぞの混乱を招き、全ては崩壊し、そして夜は更け、なにもかも諦めてビールを飲むことになる。もう諦めたのでビールを飲んでいる。明日、来週、なんとかする。

2019年2月2日(土) 
 先日買った「BOUNDCOFFEE」のグァテマラを飲んでみたところ、すごく好みの味で、たった一本の通りの差で、その店の前を通り損ねた、行きそこねたということが残念でならないし、なんなら大きく凹みすらしたが、しかしコーヒーは美味しいし、B&Bでコーヒー豆には出会うことが出来たのだし、概ねいい朝だと、すれ違い、変転する運命に絶望しすぐ感謝し直しながら、店に向かう。

 店にプリンタが届いた。結局インクは家にあるプリンタと互換せず、レーザーも検討したけれども、途中で面倒くさく、というか考えるのに飽きてしまって、現行モデルの、最低限の機能のものにした。いつもそういう無難なところに落ちつく。それが来て、壊れたプリンタをどけて新しいものを設置しようとしたのだけれど、機械の上、右、左に荷物や紙ものがどっさりと積んであって、まずはそれをどけないといけない。上、右、左のものを片付けるためには、更にその左の左にあるものから片付けないといけない。なおかつ、片付けるためには一時的にものを仮置きするスペースが必要で、それはデスクなのだけれど、デスクもたいへん散らかっている。それで、デスク周りを大掃除するような手はずになり、右へ左へ、ものを動かしたり積み上げたり、捨てたりしながらえんえんと作業して、プリンタが設置される。15時。その間にだれもお客さんは来ない。
 
 今日は閉店後すぐに楠田亜衣奈さんのライブに行くことにしていたため、そわそわしながら、もうお客さんこないなら来ないで仕方ないよね、締めちゃおうかな、くらいの気持ちでいたところ16時すぎからいく人か来てくださり、それなりの売上になって終了。夕方ごろから売上が伸びるのは珍しい気がする。一時期は15時過ぎたらもうほぼ暇ということもあったが最近はそうではないのかもしれない、が、何が原因かとか、じゃあどうすればいいのか、ということは全くわからない。

 ライブに行く。くっすんはすごい。

2019年2月3日(日)
 一人、二人、三人……九人。つまりぼくをいれて十人もの人が店内にいた。これはどういう現象なのだろう。ほとんど暇なのに来店が一気に重なる瞬間はそれなりにある。ただ、グループの来店を除いて、お二人、三人、くらいの方々が一気にいらっしゃって十人、ということは半年に一回、あるかないかだ。ということは一年に一回くらいか。じゃあそう書けばいいのではないか。とはいえ一年に一回は言いすぎかもしれない。それで、半年に一回あるかないか、という表現が選ばれた。とにかく、珍しい瞬間ということが言いたいのだけど、そう、そういうあれで。そんな状況にぶち当たってしまってお客さんは運が悪いというか、こちらとしても申し訳ないというか、ゆっくりしていってほしい。こんな状態は数分しか継続しないので、なんとか我慢してしばらく待っていただければ店は空いていく。だから我慢して、と思うが、全員が我慢して店内にいたらもちろん、この状態は解消されない。だれが我慢して、だれが諦めればいいのだろうか。こういうときぼくはどういう顔で何をすればいいのだろうか。混乱してきた。この文章もすでに混乱、迷走している。
 15分もすると、店はいつものようにがらんとした状態に戻った。

 注文をいただき、出荷しようとしたら美本がなかったので、せっせとカバーを巻きかえることにして作業している。ちまちまとした作業で集中してやっているし、いまは平常運転、お客さんの入りは落ち着いている。その場で昨日設置したばかりのプリンタで納品書を印刷し同梱。便利だ。ありがたいし、壊れるまで使っていたものは本当に安価な、古いモデルだったため、新しいプリンタは印刷も反応も以前に比べて素晴らしく良い。到着二日目にして、もう店にプリンタがない生活には戻れない。というか今まではこの荷物を家にいちど持ち帰って納品書とクリックポストの宛名をプリントしてから翌日発送、などしていたことを考えると無駄無駄無駄ぁということになって心底呆れている。一段落したところで、小野寺さんが、他の用事で上京されるのに合わせて『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』のフェアをみにきてくださり、それでぼくから、けっこうフェアを見に来てくださったり、ついでに買ってくださるかたも多くて、『うらおもて人生録』がよく売れます、と伝えるととても喜んでくださり、「色川武大先生が」「色川武大先生です」「うれしいです」「ぼくもうれしいです」という、なんというかなんとも、双方にとてもハッピーな効果をもたらしながら過ごした。本が売れるというのは、とてもハッピーなことなのだ。

 閉店してからもしばらく店で仕事をして、ビールを買い込んで普段より遅めに家に帰る。今日は相方が旅行で家にいない夜で、一人で、だから適当にビールを飲んで過ごそうと決め込んでいて、『4522敗の記憶』と『クネレルのサマーキャンプ』を交互に読みながら、飲み飲み、シャワーを浴びてからまた飲み、本が一段落したのでiPadをつけてアニメを検索しつつ、溜めていた「けものフレンズ2」を消化して、なんとなく「無料です」、とポップアップされた「上野さんは不器用」を開いたら案外面白く、下品なネタでゲラゲラと笑いながら見て、飲み、読み、飲んで寝る。わりと遅い時間だったのだけれど、何時に寝たかの記憶は曖昧で、目を離すをぼくはすぐお酒をグダグダと飲んで駄目になるなと思う。正確には翌朝この文章は書かれており、だめになったな、ということが翌日確認されている、という状況ではある。


#READING  『人間という仕事』(ホルヘ・センプルン、未来社)
#READING  『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史』(村瀬秀信、双葉社)
#READING  『クネレルのサマーキャンプ』(エトガル・ケレット、 母袋夏生訳、河出書房新社)

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