川谷が考える"自律した健康"とは
トレーナーとして活動を始めて、かれこれ今年で5年目になるでしょうか。
大学院入学あたりから、友人に1本500円のセッションから始めたあの頃が懐かしいです。
今でこそ茨城県のつくば市では、パーソナルジムができたり、フィットネスクラブでもパーソナルトレーニングが受けられるところはちょこちょこ出てきましたが、
川谷がデビューした当時は全くそんなものはなく、使わせてくれる場所もなかったので、
こっそり筑波大の体育館でセッションしたり(本当は学外者入れて使っちゃダメだけど)、自宅に出張でセッションをしたりしていました。
でもその頃からのおかげか、あまり機材を使わず、その人の体一つで自分でできる身体作り指導のスタイルができました。
フィットネスクラブにある器材やマシーンありきでトレーニングしてしまうと、例えば今回のコロナのように突然場所が使えなくなって環境や条件が変わってしまった時に習慣が途切れてしまいますね。
施設やサービスに依存する形のものは変化の時代とも言われる現代ではちょっとリスクが高いわけです。
さらに、今は人生100年の時代。
長い長い人生を生きる身体を誰よりも寄り添って管理してあげられるのは、他の誰でもないあなた自身です。
となると一番いいのは、自分で自分の身体を理解して、物や施設に極力頼らなくて、自分の身体をコントロールできる状態になること。
詰まるところ、
その人自身が自分のトレーナーになること
それが一番"自律した健康"だと川谷は思っています。
そこをできるだけ目指したくて今のスタイルになったわけですが、つくづく自分はまだまだだと痛感させられます。
本当は施術なんかしなくても痛みを取れるようにしたいし、
本当は毎週来なくても、クライアントさんが家でどんどんトレーニングするようにしたい。
(やらないクライアントさんに愚痴っているわけではなく、これはトレーナーの責任だと思っているので自戒です)
まだまだクライアントさんを依存させちゃってるなぁ〜
もっと自律して健康になれるようにサポートしたいなぁ〜
もっとクライアントさんの習慣を変えられるトレーナーになりたいなぁ〜
そんなことを思う今日この頃です。
まぁでも、完全に自律してもらっちゃったら仕事として成り立たなくなっちゃいますからね(笑)
身体のことならいつでも頼れる駆け込み寺的な存在で今はありたいと思っています(^^)
もっともっと勉強してもっともっと自律した健康を届けられる存在を目指して。
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