
【相続/争族】相続調停申立て 第1回期日調停⑭【Amazonアソシエイト審査中】
家庭裁判所から第1回期日調停日の決定通知がありました。
当日の出席について、弁護士から「参加しなくてもいいですよ」と指示がありましたので仕事をしながら過ごすことになりました。
そして、第1回目の調停報告をメールで入りました。
a.第1回期日調停
第1回期日調停は、相手方である長男と次男は欠席でした。
出席した弁護士は、今回の調停の説明や主張をすることで終わりました。
次回は、来月下旬の予定となりました。
案の定、相手方の長男、次男の欠席は想定内です。
というのも、次男の離婚調停の時に「戦略」として初回を欠席したパターンを踏襲したものと推測します。

b.誰と協議するのか
この「プロ(弁護士)×素人(一般人)」との協議はややこしいようです。
理由は、相手に対し感情的になり建設的は話し合いができないのでは?と思います。
素人である一般人は自分にとって有利になるよう、都合よく物事を解釈したり、自分の条件や主張ばかりの繰り返しの連続になるのが常です。
最たるは「自分は間違っていない!」という強い思いがあるからでしょう。
しかしながら、法律とは片方だけの主張ばかりを尊重するものではありません。ましてや今回の場合、プロである弁護士を相手に話し合いを行います。
法律知識の理解、解釈が難しい素人が入る場合、裁判終結への時間が掛かりやすいとも言われている所以です。
「餅屋は餅」という例えとおり、専門家に任せる方がベストだと思います。
「素人(申立人)×素人(相手方)」であっても、第三者である調停員が話を聞いて、双方の主張を汲み取り条件や譲歩を相手側から引き出し、落し処を模索していきます。
そもそも、当事者だけの協議で納得できないから調停へ移行しているのです。
調停員に入ってもらい公正な判断をしてもらいたいというのが率直な意見でしょう。それでもお互いの主張ばかりの連続でしょうから、時間が掛かるのことは容易に理解できます。
調停員が双方の意見を聞きそれらを元に、裁判官が判断を下す流れになります。
それに引き換え、「プロ×プロ(弁護士同士)」との協議は、法律の下、代理人の主張や意向を汲みながら、主張や譲歩したりとプロならではの交渉の中で双方の落とし処を探っていきます。
弁護士は依頼人に対しても条件内容についての説得や譲歩を織り交ぜながら依頼人から合意や納得させる方向へと導きます。
調停員も弁護士に対してとやかく言うつもりはなさそうです。
c.長男のスタンス
長男の性格からすると、今後よほどでない限り代理人をたてることはないと踏んでいます。
そもそも、人に対して金銭を支払うことが一番嫌いな性格だからです。
目に見える、形に残るモノにはお金を出しますが、目に見えない知識や教養、経験と言ったもの、形に残らないモノにお金を出す、という発想がありません。当然、家族や他人に対しても同様です。その行為自体が「金の無駄」の思考の持ち主だからです。
実際に、飲み屋でも相手に対しては、一円たりとも奢ったりはしません。
仮に1円でも多く支払ったとなれば、それ以上の見返りを常に言葉に発して求めてきます。
今後の調停でもそのような場面がいくつも出てきます。
調停はあくまでも「話し合い」であるため、自分でなんとかなるものと高を括っている所もあります。
そして私は長男が「代理人を立てない」つまり、調停期間が長引くことを覚悟しなければなりません。
因みに調停員は、誰でもなれるわけではなさそうです。
その地域での名士や有名企業の要職に従事していた人、専門知識がある方が調停員に選出されているようです。
余談ですが離婚協議の場合、収入が多い男性ほどお金で解決したい意向が強いので、弁護士に依頼し早期解決を望み慰謝料や財産分与を確定させたいようです。しかし、女性側は男性側からお金を少しでも多く引き出したいという欲が働き本人自らが調停に出席して時間稼ぎをする傾向が強いと聞いたことがあります。離婚成立までは婚姻費用としての最低限の生活費を要求することは可能です。
要は、、お金なんですね。
いかがだったでしょうか。
第1回期日調停はあっけなく終わりました。
私自身はここに至るまでの準備期間、約1年が経過しました。
ここからがスタートですが、長男の性格からすると早期解決に至る雰囲気は微塵も感じません。
恐らく、時間が長引けば長引くほど、私が諦めるだろうとのらりくらりとやり過ごす算段だと感じました。
もし私はだ杏を応援して頂けるようでしたら、記事内のアソシエイトリンクより、ご自身のお好きな商品を購入して頂けますと幸いに存じます。🙇
なお購入品は、紹介の商品でなくても結構です。