【病気/甲状腺】甲状腺穿刺吸引細胞診検査と結果【Amazonアソシエイト審査中】
前回の続き、虎ノ門病院で「穿刺吸引細胞診検査」所謂、「細胞診」と呼ばれるものです。
初めての検査でもあり、とてつもなく緊張感が増してきました。
a.甲状腺穿刺吸引細胞診検査とエコー検査
午後の予約でしたので、病院内はとても空いていました。
看護師から呼び出しがあり、個室に入りました。
直ぐベッドに横たわります。
医師とエコー検査技師の二人で、甲状腺穿刺吸引細胞診検査を行っていきます。
検査時での注意では、”唾を飲んでしまうと甲状腺が動いてしまうため、針を刺す間は息を止めないとなりません。”この状態を10回程度行います。
針から管が繋がっており、そこに採取した細胞が流れていく検査器のようです。
医師とエコー技師の会話もリアルに聞き取れ、双方が確認しながら検査を行っていました。
検査後は、首に針を刺していたため出血を伴うため、首に絆創膏をはり帰宅します。この日の夜はシャワーだけにしてくださいという注意でした。
検査結果は10日後とのことで、次の予約を入れて帰宅します。
b.甲状腺穿刺吸引細胞診検査結果
初診時の採血と甲状腺穿刺吸引細胞診の結果により病名が判明しました。
採血の数値による異常値ではないものの、甲状腺穿刺吸引細胞診は、「濾胞性腫瘍」でした。
腫瘍の大きさが4㎝を超えており、手術を勧められました。
またこの「濾胞性腫瘍」は手術して腫瘍採取しないと良性か悪性かわからない、厄介な腫瘍の種類です。
その辺りの情報で脳内整理ができていましたので、手術には前向きかつ、虎ノ門病院で治療する覚悟と手術予約を入れる気マンマンでした。
しかしながら、ここでまさかの展開がありました。
下記、当時の担当医とのやりとりです。
はだ杏:「手術は構わないのですが、(担当医の名)先生がやるんですよね?」
担当医:「ウチ(この科)じゃないんですよ」
はだ杏:「それでは、受診する科を間違えたのでしょうか?」
担当医:「間違いではないですよ、でもウチは内科(内分泌代謝内科)だから、手術は外科がやるんで~」
はだ杏:「外科手術は理解できますが、ではそこはどこなのでしょうか?」担当医:「ウチだと耳鼻科になります。」
はだ杏:「耳鼻科??」
担当医:「そういう事になるね~、ただ、ウチの耳鼻科は、ねぇ、、、、」
はだ杏:「、、、、、」
担当医は少し言葉を選びながら、些か申し訳なさそうに説明を続けます。
担当医:「ただ耳鼻科での甲状腺手術はねえ~(少々、難色気味)」
はだ杏:「耳鼻科ではダメなんですか?」
担当医:「ダメっていうわけじゃないけど、甲状腺で有名な病院は、表参道にある「伊藤病院」とか、千駄木にある「日本医科大」が有名なんだよねぇ~」「伊藤病院は、担当医師制じゃないから毎回診察する医師が違うけど、日本医科大は、内視鏡の手術があるらしいから~」
はだ杏:「、、、虎ノ門病院では無理なんですか?」
担当医:「無理じゃないけど、女性だから縫合の見た目とか、首回りだからね、美容的にもあるじゃない」
入院する気構えで向かったのですが、まさかの転院を勧められるとは全くの想定外でした。
それとは別に、エコー検査で右側腫瘍の判明もありましたのでその穿刺吸引細胞診検査を行うかどうか?という話へと移りました。
この時は私の脳内で整理ができませんでしたので、一旦は、虎ノ門病院での穿刺吸引細胞診の予約をして病院を後にします。
後から考えると、ある意味、この担当医師は真面目に応えてくれたのだと思います。
虎ノ門病院も決して劣らず、他の病院には負けていないのですがそんな病院でも得手不得手があるのだということです。
だからこそ、甲状腺専門病院への転院を勧めてきたのであろうと思いたいです。
私はまた病院探しジプシーとなり、振出しに戻りました。
いかがでしょうか。
2023年5月以降は、新型コロナウィルスが5類に移行しましたが、それでも医療関係は警戒心を持って対応していました。
近居のクリニック~虎ノ門病院で細胞診検査結果まで3か月経過しています。
この時期は本当にイライラの連続でした。
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