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189. あらゆる事象は心の反映である。したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ、たいがいのことは成就する。〜稲盛和夫〜

みなさんこんにちは。


今回は、京セラやKDDIなどを創業し、日本航空(JAL)を再建した稲盛一雄さんの格言について紹介していきます。


稲盛和夫とは

1932年、鹿児島市に生まれ、
1955年鹿児島大学工学部を卒業後、京都の碍子メーカーである松風工業に就職します。

1959年4月、知人より出資を得て、資本金300万円で京都セラミック株式会社(現 京セラ)を設立します。
代表取締役社長、代表取締役会長を経て、1997年から取締役名誉会長(2005年からは名誉会長)を務めます。

また1984年、電気通信事業の自由化に即応して、第二電電企画株式会社を設立、代表取締役会長に就任します。

2000年10月、DDI(第二電電)、KDD、IDOの合併によりKDDI株式会社を設立し、取締役名誉会長に就任し、
2001年6月より最高顧問となる。

2010年2月には、政府の要請を受け日本航空(JAL、現日本航空株式会社)会長に就任、代表取締役会長を経て、
2012年2月より取締役名誉会長(2013年からは名誉会長)、2015年4月に名誉顧問となります。

一方、ボランティアでは、
1983年から全104塾(国内56塾、海外48塾)、14,938人の経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成に心血を注ぎました。

また、1984年には「人のため、世のために役立つことをなすことが、人間としての最高の行為である」という自身の理念に基づき、
私財を投じ稲盛財団を設立し、理事長(現在は「創立者」)に就任、
同時に国際賞「京都賞」を創設し、毎年11月に人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰しています。

〔参考文献〕
KYOCERA . "稲盛和夫 OFFICIAL SITE" . 稲盛和夫の歩み . (2021年5月) . 
https://www.kyocera.co.jp/inamori/profile/ , (参照 2022-06-23) . 


あらゆる事象は心の反映である。したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ、たいがいのことは成就する。

稲盛さんは松風工業で研究開発をしていた時、
研究室に布団や鍋を持ち込み研究の没頭していたそうです。

そうすると素晴らしい研究成果が出るようになったそうですが、
新人の技術部長に「君の技術では無理だ。」と言われ、
お金を集めて会社を作ろうとします。

青山の当てである、宮木電機製作所の西枝専務に何度も頭を下げ出資を得ることに成功します。

西枝さんは、銀行借入の際に自宅も抵当に入れ、
「男が男に惚れたのだから家を取られても構わない」
といったそうです。


やりたいことのために、研究開発を続け、
ニューセラミックスが今後必ず必要になると周りにも言い続けます。

その結果が実り、会社では無理だと言われ辞表を出しますが、
自身で会社を立ち上げようとすると今まで一緒に頑張ってきた人や周りの人まで出資する・手伝うという人たちが出てきます。


ニューセラミックスは必ず必要になる、
自分がその一線を必ず開くということを決めてそのためにひたむきに努力していることが周りにも伝わったのだと思います。

何事も継続して度旅行を続けることが大事ですね。


最後に

今回は、京セラやKDDIなどを創業し、日本航空(JAL)を再建した稲盛一雄さんの格言について紹介してきました。


会社で研究開発を続けているときも、
会社を辞めて研究を続け会社を立ち上げるとなった時も、
会社を立ち上げてからもただひたむきに仕事に向き合ってきた、
それが周りに伝わった結果、常に周りには応援してくれる人たちがいました。

そんな人たちの後ろ盾ができるとさらに努力が報われて結果になりやすくなります。

そんな努力を背中で明かしてきた人だからこそ、
人や成果が集まってきたのだろうなと思います。


自分も周りに認められるような基準で仕事をしていきたいと思います。


それではまたどこかで。

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