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197. 会社ではなく、商品やお客様との関係が全面に出なければならない。〜イヴァン・バルベラ・トラスプエスト〜

みなさんこんにちは。


今回は、ファッションブランド「ZARA」の社長であるイヴァン・バルベラ・トラスプエストさんの格言について紹介していきます。


会社ではなく、商品やお客様との関係が全面に出なければならない。

昨今ではこの会社やメーカーの新しい商品が出たから買いたいといった言葉をよく聞きます。

会社やメーカーの名前で新しい商品が売れていくのはいいかもしれませんが、
本当に商品の質や使い勝手を見たときにこれがいいと選択しているのかは大事かもしれません。


もちろんこのメーカーのものなら間違い無いという信頼の元買っているのもあると思いますが、
その商品やサービスが本当に顧客に求められているのか、
会社の名前が大きくなればこそ、
その商品によって顧客にどのようなメリットや価値が与えられるのかを考えなければいけません。

お客様はいつも正直で、本当にいいと思うものを買っていきます。

それは一時的にメーカーの名前で買っていくこともあるかもしれませんが、
商品を使った際に、これは使い勝手が悪いとか、もっと便利なものがある、
といった時にはお客様は別の新しいものに移っていきます。

商品やサービスにどれほどの工夫をこらしているのか、
それが使っていくうちにお客様に伝わり、
次回買いたくなるかどうかに繋がっていくと思います。

一商品とお客様それぞれに価値があるからこそ、
本当の意味でその商品が選ばれているということなのでは無いでしょうか。


最後に

今回は、ファッションブランド「ZARA」の社長であるイヴァン・バルベラ・トラスプエストさんの格言について紹介してきました。


ZARAは規格・デザインから製造、販売までを行なっており、
コストダウンや在庫管理を円滑にし、
消費者のニーズにも素早く対応しています。

それはサプライチェーン方式を採用しており、
2週間単位で新商品が投入され、
店頭には常に新しい商品が並べられているため、
お客様にとっても常にどんなものがあるか、
自分にとっていいものがあるかを見にいきたくなり、
また在庫も限られているため欲しいものはすぐに買いたくなるという流れも作れます。

お客様にとって会社との関係ではなく、
商品一つ一つとお客様が対等に付き合って行けるような、
そんな関係を作っていくことが本当の意味でお客様に商品の価値を提供しているということなのかもしれませんね。


それではまたどこかで。

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