批評的精神
日経新聞電子版を眺めていて、ふと目に止まった記事があった。
脱炭素とエネルギー政策(1) 発想の転換が必要な時代:日本経済新聞
脱炭素について意見を聞きたかったので読み始めたのですが、文中に 批評的精神 という哲学的な表現が使われている。
変化に対応するには、人文知に学び、批判精神を持って通念にとらわれないことが重要です。新型コロナを機に、文明評論家のジェレミー・リフキン氏が説くような第3次産業革命が急速に進めば、政策の発想転換は不可欠となります。
ここでいう批評的精神とは、クリティカルシンキングに則って考えることが大事である。ということなのでしょう。
私も脱炭素のような社会的な課題は、批評的精神で考えることはとても大事だと思っています。
また、一人よがりな考えに陥らないように、他者と意見を交換し、新しい気づきを得ることはさらに大事なことと認識しています。
ただ、これがなかなか難しい。
批評しながら他者の意見も受け入れるというのは、積み上げてきた自己の考えを一部否定することになります。
きちんと批評できるようになるには、それは自分自身の精神面の成長を伴う必要があるのでしょう
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